ヴァルシオン改
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/11 02:02 UTC 版)
第○次シリーズでは、ゾヴォーグの技術を使って改造されたヴァルシオン。強力なマップ兵器ビッグバンウェーブを装備している。 OGシリーズでは、ヴァルシオンの量産試作機。全部で7号機まで存在する。1、2、3号機にはゲイム・システムが搭載された。なお『OG外伝』でシュウが引き連れていた機体は、この量産試作機をもとに新規生産したものである。 武装 / デザイン 機体色が青い点を除きヴァルシオンと同一。 劇中での活躍 『第○次』シリーズでは名称から「改」が省略されることがある。第○次シリーズ インスペクター事件(『第3次』)では、シロッコがラストボスとして登場するルートで最後に乗ってくる。 ラ・ギアス事件(『EX』)ではフェイル軍によって少数召喚され、マサキ、リューネら魔装機神操者達に立ちふさがる。SFC版では武装がディバインアームとクロスマッシャーのみであったが、PS版では『第3次』においてシロッコが搭乗した機体と同仕様。 『第4次/S』では最終面でシュウとの戦闘を選んだ場合、無人機が複数登場。 『F完結偏』ではラストボス機で、ルート分岐によってシロッコまたはシャピロが搭乗する。残されていた設計図をもとにルナツーで作られた(リューネが交戦時に会話イベントで判明する)。武装はディバインアームとクロスマッシャーのみであるが、破格の装甲値と運動性を誇る。シャピロ搭乗の場合はバイオリレーションシステム(『重戦機エルガイム』の技術)を応用し、イベント発生まで精神コマンド(鉄壁、魂、根性)を使い続ける。 OGシリーズ DC残党軍が使用。テンペストの搭乗した2号機は黒海沿岸のセバストポリ、テンザンの3号機はジュネーブでの決戦に投入された。この2機はゲイム・システムの影響で暴走し、撃墜されている。ジュネーブ戦では1号機も登場。リクセント公国のシャイン王女がアースクレイドルで洗脳・調整され強制的に乗せられていたが、ハガネ隊の奮闘により救出される。特定条件を満たすと、イングラムの指示で回収された1号機がゲイム・システムを排除した上で自軍機として使える(シリーズ初の味方側で使えるヴァルシオンである)。また、エアロゲイターも収集したデータから数機を複製し、制御兵によって運用していた。 『OGs』では7号機まで存在するという設定が付加された。 『OGDW』では最初に4機が製作されており、シャイン王女の機体が4号機に変更されている。テンペスト機はタスク、テンザン機はリュウセイ、シャイン機はライに倒された。1号機はアードラーが逃走時に使用するが、海中から現れたグルンガスト零式の斬艦刀で一刀両断された。『Record of ATX』では1号機にシャイン、3号機にテンザン、4号機にテンペストが搭乗し、3機ともジュネーブで投入された。その後、DC残党軍の旗艦に存在した別の1機が回収され、ホワイトスター戦でラーダ・バイラバンが搭乗した。
※この「ヴァルシオン改」の解説は、「ヴァルシオン」の解説の一部です。
「ヴァルシオン改」を含む「ヴァルシオン」の記事については、「ヴァルシオン」の概要を参照ください。
- ヴァルシオン改のページへのリンク