ユーリ・イワノビッチ・オヌフリエンコ
名前:ユーリ・イワノビッチ・オヌフリエンコ(Yuri Ivanovich Onufrienko)
性別:男
国名:ロシア
生年月日:1961年2月6日(ウクライナ共和国のハリコフ地方)
所属機関:ロシア航空宇宙局(RosaviaKosmos)
飛行実績:ソユーズ宇宙船(ソユーズTM-23)スペースシャトル計画(STS-108/エンデバー号)、国際宇宙ステーション計画(第4次滞在クルー)
解説:
オヌフリエンコは、1982年にV.M.コマロフ・エイスク高等陸軍航空パイロット学校で、航空工学を修めた後、1994年にはモスクワ州立大学で、地図作成学学士号を取得しています。パイロット学校卒業後は、空軍パイロットを務め、1989年9月より宇宙飛行士の基礎訓練を始めました。1994年3月より、ミール・シャトル計画でのソユーズ宇宙船の予備クルーとしての訓練を開始しています。これまでに2度の飛行実績があります。
ユーリ・イワノビッチ・オヌフリエンコをよく知るためのアラカルト
1.同じロケット、衛星に乗った宇宙飛行士はいるの?
TM-23ではY.ウサチェフと、STS-108では、D.ゴーリー、M.ケリー、L.ゴドウィン、D.タニ、C.ウォルツ、D.バーシュと同乗しています。
2.宇宙でどのようなことを行い、どのようなことに成功しているの?
TM-23ではロシアの宇宙ステーション「ミール」の船長を務め、各種研究実験や船外活動(EVA)や、滞在中にミールを訪れたNASAのS.ルシッドと軌道上で共同作業を行ったほか、フランスのC.アンドレ-ドゥセによるミールへの訪問を受けています。STS-108では多目的補給モジュール「ラファエロ」での補給品等の運搬や、宇宙開発事業団(現 宇宙航空研究開発機構(JAXA))開発の中性子モニター装置(BBND)の回収などが行われました。オヌフリエンコは、第4次国際宇宙ステーション(ISS)滞在クルーのコマンダーとして、6ヶ月半ISSに滞在し、EVA、ISS内外の補修、機材のフライトテストを行いました。
3.どれくらいの時間、宇宙を飛んでいるの?
2回の飛行と第4次ISS滞在クルーとして、合計389日の宇宙滞在を行いました。
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