ミニ‐しんかんせん【ミニ新幹線】
ミニ新幹線
ミニ新幹線
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/12 04:43 UTC 版)
新幹線の建設は莫大な費用を要することから、費用を抑制する方法として「ミニ新幹線」が考え出された。これは、在来線を単に新幹線と同じ標準軌へ改軌し、車両も在来線規格、複電圧対応として、新幹線と標準軌に改軌した在来線の間で直通運転(新在直通という)を行うものであった。これには、直通運転により乗換えが解消され、所要時間もある程度短縮されるという利点がある一方、改軌工事の期間中に在来線を運休しなければならないこと、ミニ新幹線車両が走らない在来線区間との分断が新たに生じること、それに速度もあまり速くならない(現状ではミニ新幹線区間は高規格な狭軌在来線と同じ最高130km/h)という欠点がある。そのため全国的な普及には至っていないが、JR東日本の営業地域で1992年に山形新幹線(東北新幹線と奥羽本線)、1997年に秋田新幹線(東北新幹線と田沢湖線、奥羽本線)が実現している。また、新幹線に乗り入れて東京などの大都市に直通する列車を走らせられるという点に地方側では魅力を感じ、過去にはJR西日本の伯備線やJR四国の本四備讃線(瀬戸大橋線)に対して行政側から構想が出たことがある。
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ミニ新幹線
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/19 18:57 UTC 版)
詳細は「ミニ新幹線」を参照 在来線を標準軌に改軌、もしくは三線軌条化して高速鉄道路線(新幹線)との直通運転を可能にする方式は、ミニ新幹線と呼ばれる。山形新幹線と秋田新幹線の2路線で採用されている。
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