ポリグリセリン脂肪酸エステル
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/22 04:45 UTC 版)
「グリセリン脂肪酸エステル」の記事における「ポリグリセリン脂肪酸エステル」の解説
ポリグリセリン脂肪酸エステルは、グリセリンをアルカリ触媒を用いて200〜260度で加熱脱水し重合して得られたポリグリセリンのヒドロキシ基の1つ以上に脂肪酸がエステル化したもので、重合度や脂肪酸の数・種類により親水性のものや疎水性のものなど多様な種類が得られる。耐酸性・耐塩性に優れ、O/WおよびW/O型乳化、粉末の液体への分散、油脂の結晶調整、自動販売機で加温販売される缶コーヒーや缶スープなどの抗菌などに用いられる。
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