ホーリーナイトメア社の商品・特注品
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「乗り物」のデデデカー、「薬品」のボルケーノンのように、いずれかのカテゴリと重複するものは省略する。上記の魔獣カタログ、枕、食材百科、携帯電話は料金が掛からず一切無償で提供された物品のため、こちらも省く。 工場の建設資材 第28話冒頭で産業革命(とカービィ打倒)を目指すデデデが注文したもの。玉座の間を埋め尽くさんとばかりに送られた。 デデデ大王貯金箱 第50話でデデデがナイトメア社に特注、村人全員に配ったデデデ型の貯金箱人形。デデデと行動がシンクロしており、遠隔操作で言葉をしゃべらせて睡眠中の村人達に暗示を吹き込むことができる反面、貯金箱に加えられた攻撃がデデデにも作用してしまう欠陥を持つ。人形自体はスカであり、コピー出来ない。 元々は睡眠中の村人達に暗示を吹き込み、人形の中に貯金させ(目が覚めた後も、村人達は自分の財布から出した事に気がついていない)、デデデが設立した銀行に貯金箱人形のお金を預金させ、私腹を肥やすという計画だったが、上記の欠陥発覚後に全ての人形を回収したことで必然的に暗示が解けてしまい目論みは失敗、やけくそになったデデデは残り一体だけカービィの手元にある事を知るや否や、人形とのシンクロを利用し、辺り構わず適当な攻撃を繰り出しカービィを倒そうとするが、カービィに吸い込まれて返り討ちに遭い、宇宙空間らしき場所に放り出されるというオチがつけられた。 ジャンクフード 第61話でデデデが注文したポテトチップス。味を良くする代わりに限りなく太らせ、更に強い依存性を有する食品添加物「デブリチン」が含まれている。 当初はこれをカービィを与え、過剰に太らせるという計画をカスタマーがデデデに提案していたが、そのことをすっかり忘れた当人はテレビを見ながら食べるおやつ用としてワドルディの制止を聞かず手をつけたため、結果的にカービィだけでなくデデデまで一緒に太り、禁断症状に苦しむ事となったが、カービィはマッチョサンによる止めの攻撃でデブリチンが入ったポテトチップスを吐き出した事で元に戻り、デデデはマイクカービィの歌で城が崩壊した後、元の体型に戻った。 味も様々な種類があり、作中では「激辛キムチ」「うすしお」「ガーリック」の3つの味が登場している。 マイクロナイザー 第63話で登場した光線銃。対象者をナノサイズにまで小型化させる。 「馬鹿は風邪をひかない」と揶揄されて激怒し、風邪ウイルス魔獣を購入してまで風邪をひいたデデデが、やはり風邪は辛いから治したいという身勝手な理由で注文。カービィを体内に送り込み風邪ウイルス魔獣と戦わせたものの、根本的な解決には至らなかった。 美術品 第77話で登場。美術館を建設したデデデがナイトメア社から注文しようとした物だが、あまりにも高額のためレンタル品として借りることになった。 彫刻や絵画はダ・ヴィンチの「モナリザ」、「ミロのヴィーナス」、ロダンの「考える人」、エドヴァルド・ムンクの「ムンクの叫び」など、いずれも地球上の有名な芸術家によって生み出された名作に酷似したものがほとんどである。あくまで異星人(エスカルゴン曰く「どこぞのエイリアン」)によって作られたものであり、地球そのものから取り寄せたかどうかについては多少ほのめかされている程度だが、ナイトメア社がこのような高度な芸術作品を大量に所持しているあたり、支配圏の広大さが伺える。 後からデデデが呼び出したペイントローラーの落書き被害に遭い、最終的に全ての美術品が木っ端微塵に吹き飛んだ。 学校キット ナイトメア社の商品の一つ。第83話では「学校セット」だった。建物のほか、教科書、黒板、机に椅子といった学用品から給食に使う配膳台まで、一般的な小学校に欠かせない物が一通り揃っている。キット以外にも付属品として教師用の帽子(魔獣キョウシー。第58話)、パンチョ率いる優秀生徒3人組(実際は不良魔獣。第67話)が付いてくる。 躾のなっていない(デデデ談)子供達を教育(洗脳)すべく、第58話・第67話・第83話で度々デデデが注文、このうち第83話は「学校だけで良い」とデデデが自ら申し出たものの、ナイトメア社から契約魔獣のチップが教師として派遣される形となった。いずれもカービィが魔獣を倒した時の爆発に巻き込まれ、全壊している。 動力パーツ 第78話に登場。エスカルゴン・ロボIIを作るためにエスカルゴンが注文したハート型の機械パーツ。正式名称は「超高性能形状記憶変幻自在ナノテク超合金メカ」。『フランケンシュタイン』に登場する人造人間よろしく、落雷のような強い電気刺激で起動する。 単なる心臓部分の役目を果たすだけではなく、組み込んだロボットの外装を瞬時に形成し、あらゆる機能を向上させて優しい心を持たせることができるが、同時に緑と赤のスイッチも形成されるが、緑のスイッチを押すと心を失った戦闘マシンに変形し、そして絶対に押してはならない赤のスイッチを押してしまうと、元の人格が消えた完全な魔獣と化す。 超合金ヘビメタシェル 甲殻機動スーツ 第88話に登場。デデデがエスカルゴンの殻を弁償すべく注文したもの。重量だが超合金の名が付くとおり非常に頑丈で、デデデのハンマーを喰らったぐらいではビクともしないが、実は装着した者を魔獣に変えてしまう恐ろしい機能を搭載しており、これを着たエスカルゴンは次第に様子がおかしくなり、魔獣マイマイゴンに変貌した。 最終的には、マイマイゴンがカービィに敗北した際に真っ二つに割れてしまった。
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