ペテロ

デジタル大辞泉

ペテロ【Petros】

読み方：ぺてろ

［?〜64ころ］イエス＝キリストの十二使徒中の第一人者。本名、シモン（Simon）。ガリラヤの漁師であったがイエスの弟子となり、特に信頼されてペテロ（岩、すなわち教会の礎石の意）とよばれ、天国の鍵を託されたという。イエスの死後、パレスチナ・小アジア・ローマで伝道し、ネロ帝の迫害により殉教したという。ローマ教会初代の教皇とされる。

世界宗教用語大事典

ペテロ 【Petros ギリシア】

一世紀半ばのイエス十二使徒の筆頭。前名シモン。ガリラヤのベツサイダの漁夫。弟アンデレとイエスの弟子となり、イエス昇天ののち伝道に励み、晩年ローマでネロ帝の迫害を受けて殉教。カトリック教会では彼を初代のローマの司教（教皇）とみなし、各教皇がイエスからペテロに授けられた天国の鍵を継承しているという。名はヘブライ語ではシメオン、アラム語ではケファで、〈岩〉の意。『新約聖書』中の彼の手紙は本物とみない学者が多い。ペトロ。ペトルス。ピエトロ。ピーター。

外国人名読み方字典

ペテロ

名前 Petros

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ペトロ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2024/07/30 02:02 UTC 版)

ペトロ （ヘブライ語: שִׁמְעוֹן בַּר־יוֹנָה‎、古代ギリシア語: Πέτρος、古典ラテン語:Petrus）（生年不明 - 67年?）は、新約聖書に登場する人物で、イエス・キリストに従った使徒の一人。初代ローマ教皇とされる。シモン・ペトロ、ペテロ、ケファともいわれる。聖人の概念をもつキリスト教諸教派（正教会・東方諸教会・カトリック教会・聖公会・ルーテル教会）において聖人とされ、その記念日（聖名祝日）は6月29日（ユリウス暦を使用する正教会では7月12日に相当）である。

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ペテロ

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「JUDAS」の記事における「ペテロ」の解説

権能｢誕生｣を与えられた使徒で死の王ユダの対極である誕生の王。ジューダスとはどつきあう関係で最もジューダスを憎む人物。聖骸布を使い、他の十二使徒を復活させた。

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「ペテロ」の例文・使い方・用例・文例

• ヨハネから聞いて、イエスについていった二人のうちの一人は、シモン・ペテロの兄弟アンデレであった。
• ピリポはベツサイダの人で、アンデレやペテロと同じ町の出身であった。
• あなたをケパ（訳すとペテロ）と呼ぶことにします。
• 伝統的に使徒聖ペテロによって書かれたとされる2番目の新約聖書
• 聖ペテロの奇跡的な牢獄からの解放を記念する
• 元の聖堂は４世紀に，イエス・キリストの十二使徒の１人である聖ペテロの墓所の上に建てられた。