ヘンリー・スミスとその関係者とは? わかりやすく解説

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ヘンリー・スミスとその関係者

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/26 09:08 UTC 版)

乙嫁語り」の記事における「ヘンリー・スミスとその関係者」の解説

ヘンリー・スミス 本作語り部であるイギリス人青年彼の旅先で暮らす乙嫁たちの物語展開されるという、狂言回し役割担っている物語当初ではエイホン家居候していた。物語の舞台であるユーラシア民族・文化に強い興味を持つ旅行家紋章入り金無垢懐中時計結納金がわりにぽんと出すなど、かなりの資産家の出。家督長男である兄が継いでいるため、自身好きなことをさせてもらっていると語っている。 押し弱くお人好しだが、ロシアの脅威迫り、命の危機懸念される中でも記録を残すべく旅を続ける、強い信念持ち主でもある。2巻エピソードでは、とっさの機転アミルカルルク危機救っている。 2巻最終話エイホン家去り当初の目的だったアンカラへと向かった途中カラザの町でタラス出会い恋心を抱くが、風習引き裂かれ別離余儀なくされる。また文化の違いから、親し人々心中理解してもらうこともできず、複雑な思いを胸に抱えたまま旅立つこととなった。 しかし、次に訪れたムナクのでも、自分医者として頼る人々見捨てられず、結婚式への興味口実滞在引き延ばすなど、持ち前の優しい性格変わらないペルシアでは土地富豪の客となるが、女性が姿を見せない風習のため、富豪夫人挨拶せずにいることが気がかりだったりと、やはり文化の違い戸惑い覚えている。 アンカラ友人ホーキンズ元に辿り着くが、そこで再婚相手男性送られて来たタラス再会改め婚約交わしたアリ アンカラまでのスミス案内人。口が達者世渡り上手青年自身結婚のための結納金を稼ぐことを目的とし、高給目当てスミス案内役就いた。旅のナビゲートのほか、通訳交渉役も兼ね負う重宝人物だが、スミス世知長けない様子呆れ場面もしばしば。 ホーキンズ アンカラスミス到着を待つ壮年イギリス人男性スミス夫人ヘンリー・スミス母親)に安心して貰おう手紙出したり、使い様子に見させに向かわせたりと手を尽くす。スミスとの再会後は、ロシア南下で近々中央アジア一帯戦場となる情勢スミス警告し同時に帰国勧めたスミスとはパブリックスクール時代からの付き合いで、彼より7 - 10歳ほど年上模様ニコロフスキ アンカラに住む現地人で、ホーキンズ知己イギリス軍雇われクリミア戦争従軍した際、ホーキンズに命を救われたことに恩を感じ彼の助けとなるよう無償雑務引き受けている。ホーキンズ再会し新たな旅に出ることになったスミス護衛道案内として、同行申し出た

※この「ヘンリー・スミスとその関係者」の解説は、「乙嫁語り」の解説の一部です。
「ヘンリー・スミスとその関係者」を含む「乙嫁語り」の記事については、「乙嫁語り」の概要を参照ください。

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