フリーダム・スペース・コープス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/08 23:52 UTC 版)
「超時空世紀オーガス」の記事における「フリーダム・スペース・コープス」の解説
AV-11D ブロンコ II(「II」はローマ数字の2、ツーと発音) 西暦2062年当時の桂とオルソンの乗機。チラム側の技術的観点では「第二世代ガウォーク」に当たる。戦闘機形態からガウォーク状(ただし、「腕」は無いので、マクロス世界の分類区分では、正確には「ガウォーク・ファイター」となる)に変形する。足を畳んだ飛行形態に機体全体を覆う「ボタンノーズ」と呼ばれるオプションを装着する事で大気圏突入も可能。武装は機首にバルカン砲。主翼にミサイル3×4。塗装は白。桂はこれに乗り混乱時空世紀20年の世界に現れた。チラム兵曰く「博物館クラス」の代物だが、桂の手にかかればグローマが総出で苦戦するイシュキック相手に互角以上に戦える。 第2話でイシュキックとの空戦中、限界高度(相剋界)があるのを知らない桂は上昇し過ぎて相剋界へ突入、大破して墜落した。代わりに乗ったモラーバ・リーアで腕で樹を掴んで制動をかけ急角度のターンを行う等、使い勝手を気に入った桂が、腕付きにして欲しいと言ったため、修理の際にモラーバの腕を付けられ、オーガスとして新生する。 前述の通り「腕」はないが、機体に乗ったままで細かな作業を行うためのマニピュレーター(英: Manipulator)が機首下部に内蔵されている。第1話では桂がこれを使って時空振動弾の外部に設けられた制御コンソールを不用意に弄(いじ)った末に“時空破壊”が起こった。 名称に「II」が付されるのは、前世紀に開発された、観測機・兼・COIN機であるOV-10 ブロンコ (North American Rockwell OV-10 Bronco) の用務を受け継いだもの。 生産メーカーは新中州重工と設定されている。新中州重工は前番組『超時空要塞マクロス』にもバルキリーVF-1Jの生産メーカーとして名前が登場するが、関連性については「作品解説」の項も参照。 ミサイル衛星 第1話に登場。多連装ミサイルポッドを搭載した戦闘衛星。軌道上に多数浮かび、ティーブレイク作戦の援護として軌道エレベーターに向けてミサイルを発射していた。 往還機 正式名称不明。第1話に登場。時空振動弾を調整するスタッフを乗せた超大型宇宙往還機で、移動用車両も搭載している。白色の円筒形をしており、多数のブロンコIIを収納可能なサイズ。作戦終了時の撤収にも使われる。 裝輪車 正式名称不明。第1話に登場。往還機に搭載されたオープントップの全地形対応車。防護服に身を包んだ時空振動弾調整スタッフが移動用に使用した。
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