バール企画
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/12 16:59 UTC 版)
都内某所にある零細アダルトビデオ制作会社。社長の沢倉と社員数人で切り盛りしている。テナントビルを間借りしており、ビルには簡易スタジオや物置部屋、シャワールームもある。企画物や正統派単体物からレズやSM、果てはスカトロやニッチなフェチ系ビデオまで、ありとあらゆるジャンルを撮影するが、沢倉の信念からレイプ物は撮らないとしている。 池内倫子 主人公。名家池内家の一人娘で、日本でも有数のお嬢様進学校「白百合川女子高等学校」でもトップクラスの成績を誇る秀才。将来は医学部へ進学し日本一の女医になることを志している。常に丁寧な口調で話し、容姿端麗な上に茶道や華道など様々な習い事もこなし語学も堪能。順風満帆な人生を歩むも、突然父親の会社が倒産し一家離散となり学校を退学。その後ネットカフェに寝泊まりしながら仕事を探し、最終的に「バール企画」へ就職することとなる。しかし、本人はアダルトビデオを含めた性風俗についての知識はおろか、恋愛経験も無いため、医学的見地以外での異性の体についての知識も皆無。これまでいた環境と正反対のAV制作の現場に戸惑いつつも他の社員やAV女優達と共に仕事をこなしながら成長していく。自慰行為の経験すらなく性癖は不明だが、天然ボケ気質な言動からSM女優のアザ美に「自覚なく男を振り回すナチュラルS」と評されている。いわゆる隠れ巨乳でありカップ数はE。湿布や軟膏など医薬製品を人に薦めることが癖。無知故か数匹のゴキブリに名前をつけペットにしている。 沢倉 バール企画社長。イケメンで普段の言動も落ち着いているが、その本性は真性のマゾヒスト。他人の喧嘩の中で手が出た瞬間に間に割って入りその痛みを味わうほどの強者で、アダルト界の変態四天王の一人と称されている。元々は大手証券会社のエリート社員で妻と子供もいた身だが、自宅でのデリバリーSMのプレイ中の姿を妻に目撃され離婚。会社も退職しバール企画を立ち上げる。社員からはその変態趣味や突飛な発想に呆れられることも多いが、性に対する強いポリシーと仕事に対する誠実さから慕われている。 近藤 バール企画社員。メガネをかけており坊主頭で背が高い。ドMの沢倉とは正反対のドSで言動も荒々しいが根は常識人。そのため変人が多いバール企画内ではツッコミ役に回ることが多い。倫子に対し多少の気がある素振りを見せるが、社員同士の恋愛禁止というルールを頑なに守っている。 牧谷 バール企画社員。容姿は良い方だが他は至って平凡な青年。性癖も普通。と、思われたが物語途中で極度の熟女好きということが判明し沢倉らに驚かれる。しかも40代の美熟女は邪道としており、60代以上の高齢女性が理想のタイプ。沢倉曰く「熟女好きというより老人好き」。交際相手のマリタンも年金受給者である。 中川 バール企画社員。やや太り気味の体型で短髪。精液に対して並々ならぬこだわりを持っており「ぶっかけ」や「擬似ザーメン」についての造詣が深い。物語途中でAV女優・安田マコに告白され一時は断るが後に交際する。しかし、業界内のタブーである「AV女優とスタッフの交際」に触れたためバール企画を自主退職した。 高梨千穂 バール企画社員。退職した中川に代わり入社。おかっぱ髪で貧乳。成人しているが高校時代の制服を私服として身に着けている。気が強く、先輩である倫子や近藤に対してもタメ口で話す。処女である倫子とは対称的で経験人数は自称1000人以上という生粋のヤリマン。最高のセックスを日々求めているが、日本の男の似通ったセックスに辟易している。その元凶をAVのテンプレ的な演出、展開を男が真似ているせいだとし、AV業界からセックスの革命を起こすためにバール企画への入社を決意した。
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