バルバモン軍
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/08 01:10 UTC 版)
バルバモン デジタルワールドの革命を企てる魔王型デジモン。人間に好きなように殺され続けるアートデジモンの不幸と人間の横暴からデジモンの未来を守るための革命の必要性を訴え、世界を新生する力を持つ存在NEOを誕生させようとシステム界を強奪、さらに世界に散らばる「デジメモリ」を手に入れようとする。 アンコクのデジメモリの持ち主である。また、邪魔をするツルギたちを抹殺しようと様々な手先を送る。 イグドラシルと交渉した結果、バルバモンの考えを認めたイクドラシルと一体化しホストコンピュータにして神と化しているが、イクドラシルは良心を人間界へ送り抜け殻となっていたため、性格は魔王バルバモンそのままである。ビクトリーグレイモンに敗れるも、死に際にアンコクのデジメモリに加え、己と全ダークエリアのデータを注ぎNEOを誕生させる。 華原 ショウ(かはら ショウ) ツルギの幼なじみ。黒いデジモンミニ→黒いデジヴァイスicを持っている。ハッカーテイマー・ナイトの正体。 人間がデジモンを酷使する存在であると決め付け、現在のデジタルワールドを解体し、新しいデジタルワールドを作ろうとしていたが、戦いを経てノルンを助けるためツルギの仲間になった。 ペックモン ナイト(ショウ)に忠実なパートナーデジモン。胸に六角形の模様(Mu端子)がある。変異種特有の障壁(プロテクト)が使える。 また、トリのデジメモリの持ち主である。ヤタガラモン ナイト(ショウ)のデジソウルによりペックモンが進化した姿。北の森を一瞬で壊滅させる程の力を持っている。 レイヴモン ショウのバーストチャージでさらに進化したデジモン。 美樹原 ノルン(みきはら ノルン) バルバモン城にショウが匿っている(?)謎の少女。ゴスロリの服装(拘束具)を身につけている。 ツルギ、ユウ、アミ、ショウとは幼少の頃に面識がある。その際、彼らにとってデジモンとは何か尋ねた。それぞれが大切に思っていることを知ると、デジモンの危機が来た時、戦うよう頼む。 実はイグドラシルの良心でありもう1つのイクドラシルでありホストコンピュータ。イクドラシルと一体化したバルバモンの影のような存在になっている。バルバモンが倒された後に拘束具をはずして自らが神となる。 イグドラシル デジタルワールドを担う「神」。人間とデジモンの関係に悩み、ノルン(良心)を人間界に送った後、良心のない抜け殻がバルバモンの理想と同調しバルバモンと一体化した。良心との分離前に自らの暴走に備えて神を抑える力を持つ「調停者」を生み出す対神器を残していた。 NEO デジタルワールドの革命を起こす鍵。バルバモン曰く「次世代の超デジモン」と言われていたが、実際はデジタルモンスターの枠を超えた「未来」そのものである。 「調停者」さえも及ばない存在。NEOが行う新世界の創造とは、争いや悲劇を引き起こしうる全ての生命の抹消というものだった。世界の抹消と創造を可能とし、他のデジモンたちとは一線を画す。その体はデジメモリによって構成されており、「セイ」なる炎の髪、「ミズ」の触覚、「ムシ・クサキ」の棘、「キカイ・ヘンイ」の左腕、「トリ」の翼、「アンコク」の体、「ケモノ」の足、「リュウ」の右腕で成り立っている。
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