ネストリウス

デジタル大辞泉

ネストリウス【Nestorius】

読み方：ねすとりうす

［381〜451ころ］コンスタンチノープルの大主教。シリア生まれ。キリストの神性と人性の一致およびマリアに対する「神の母」の呼び名を否定し、431年、エフェソス公会議で異端の宣告を受けて追放された。

世界宗教用語大事典

ネストリウス 【Nestorius】

コンスタンチノープルの司教。キリストの神性に対し人性を強調し、マリアの「神の母」の称号を否認したために四三一年司教の座を追われ、異端の宣告を受けた。エジプトに客死。ギリシア名ネストリオス。彼の興した分派をネストリウス派と呼び、教義は東方ペルシアに広まり、インドや中国にも入り、中国では景教といった。（？～四五一頃）→ 景教

外国人名読み方字典

ネストリウス

名前 Nestorius

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ネストリウス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2024/05/28 14:20 UTC 版)

ネストリウス（ラテン語: Nestorius, ギリシア語: Νεστόριος、381年? - 451年?）は、シリアのアンティオキア学派に属するコンスタンティノープル大主教（在位：428年 - 431年）。

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「ネストリウス」の例文・使い方・用例・文例

• ネストリウスまたはネストリウス派の教義に関して
• キリストが神の子であり人間のイエス（それは、キリストが完全に神であるというローマ・カトリック教会の教義に反対である）である神学上の教義（ネストリウスの名をとって名づけられる）
• ネストリウス派の教義に従った中東のキリスト教会
• ネストリウスとアルメニアの教会の指導者たちの教会用の称号
• ネストリウスの追随者
• ネストリウス派という,キリスト教の宗派
• 唐の時代の中国に伝わったネストリウス派キリスト教という宗教