三省堂 大辞林 |
デフレーション 3 [deflation]
⇔インフレーション
時事用語のABC |
デフレーション(でふれーしょん)
しばしば景気後退期に現れる経済現象で、経済活動の収縮を引き起こする。商品やサービスが売れなくなるので、企業はこれらの価格を引き下げ、消費を呼び込もうと努力するようになる。
物価の下落により、商品やサービスに対する消費者の購買意欲が高まると、再びカネの流れが景気を回復に向かわせる。このように、景気が良いとき(好景気)と悪いとき(不況)を繰り返す景気循環を通じて経済活動が維持される。
しかし、日本経済の現状は、物価の下落が必ずしも消費の拡大に結びついているとは言えない。将来に対する不安などが消費者の財布のひもを固く締めていると見られている。
物価が下落しても商品やサービスが思うように売れないとき、企業は、売上高を大幅に落とすことになる。その結果、人件費の削減や雇用の見直しなどのリストラに踏み切るほか、設備投資を抑制して収益の確保に努める。
すると、家計に影響を与えたり失業率が増加したりと、消費意欲がるる減衰してしまう。このような悪循環に陥り、経済活動が停滞から収縮に向かうことをデフレスパイラルと呼んでいる。
(2001.03.17更新)
流通用語辞典 |
デフレーション
物価水準が相当期間にわたって下落し続けること。ただしインフレーションと同様に、何か月の間に何パーセント物価が下落すればデフレであるといった数字は明確ではない。なおデフレには、景気の循環とともに起こる循環デフレと、インフレ抑制のための政策的デフレとがある。またデフレという言葉は、物価下落の意味のほかに、失業率の増加など、不況期の意味だけにも使われることがある。販売への影響をみると、不況を背景として消費者の購買力が低下しているため、物価は下落しても、売上は停滞する。
外国為替用語集 |
デフレーション(Deflation)
ウィキペディア |
デフレーション
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2012/01/04 09:51 UTC 版)
デフレーション (deflation) とは、物価が持続的に下落していく経済現象を指す。略してデフレとも呼ぶ。対義語に物価が持続的に上昇していく現象を指すインフレーション (inflation) がある。物価の下落は同時に貨幣価値の上昇も意味する。同じ金額の貨幣でより多くのものを買えるようになるからである。なお、株式や債券、不動産など資産価格の下落は通常デフレーションの概念に含まない(参考:物価)。
ディスインフレーションについては、下部に記載。
- ^ 革命スローガンは、自由・平等・インフレ 青木健太郎 日経BPネット 2010年11月14日
- ^ [1]
- ^ 福祉国家の危機と再構成(小野秀生『福祉社会研究Vol.1』(20000600) pp. 58-68 京都府立大学 ISSN:13471457)[2]
- ^ “GDPギャップの概念について (PDF)”. 内閣府政策統括官付参事官 野村彰宏. 社団法人経済企画協会. 2012年1月4日閲覧。
- ^ 「ダイヤモンドZAi」5月号、2011年、169頁 - 170頁
- ^ Preventing Deflation: Lessons from Japan’s Experience in the 1990s[3]
- ^ P.38-P.39
- ^ 田中秀臣・上念司『震災恐慌!』宝島社2011年
- ^ “政府、デフレを公式宣言=景気下押しを警戒-11月月例経済報告”. 時事通信 (時事通信). (2009年11月20日) 2009年11月20日閲覧。[リンク切れ]
- 1 デフレーションとは
- 2 デフレーションの概要
- 3 日本のデフレの原因について
- 4 リフレ
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