ストラスブールとは? わかりやすく解説

ストラスブール【Strasbourg】

読み方:すとらすぶーる

フランス北東部ドイツとの国境近くにある商工業都市グラン‐エスト地方地方政府所在地ライン川臨み、マルヌ・ローヌ両運河基点で、水陸交通の要衝大聖堂がある。ドイツ語シュトラスブルク

ストラスブールの画像
ストラスブールの画像
ストラスブールの運河

ストラスブール

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/26 21:56 UTC 版)

ストラスブール: Strasbourg[注釈 1]アルザス語: Schdroosburi[注釈 2]アレマン語: Strossburi[注釈 3]: Straßburg[注釈 4])は、グラン・テスト地域圏(旧アルザス地域圏)の首府バ=ラン県の県庁所在地でもある。2021年1月1日にバ=ラン県オ=ラン県が合併され、名称がfr:Collectivité européenne d'Alsaceに変更された。




注釈

  1. ^ フランス語発音: [stʁazbuʁ] ストラズブール、英語発音: [ˈstræzbɜːrɡ] ストラズバーグ
  2. ^ シュトロースブーリ
  3. ^ シュトロースブリ
  4. ^ ドイツ語発音: [ˈʃtʁaːsbʊɐ̯k] シュトースブルク
  5. ^ 商工信用銀行(CIC)は、1859年に創設されたフランス初の株式銀行。オディフレ侯爵(Charles d'Audiffret)の後援で、デュフール(François Barthélemy Arlès-Dufour)、タラボ(Paulin Talabot, ソジェン発起人)、ドノン(Armand Donon)、ウィリアム・グラッドストン、ハンゼマン(David Hansemann, ディスコント・ゲゼルシャフト創業者)などが発足させた。CIC はイギリスのジョイント・ストック・バンクをモデルに、小切手を利用した決済の普及を設立目的としていた。支店の開設をパリに限定していたので、1863年に貯蓄・当座勘定銀行(Société des dépôts et comptes courants, パナマ運河疑獄で損害を出しフランス銀行が吸収)を設立し、同行と協力して各地に子会社の銀行を創設(マルセイユ・ノール・サンテチエンヌ・ボルドー・ナンシー)、コルレス網を全国展開した。[1]

出典

  1. ^ 篠永宣孝『フランス帝国主義と中国』春風社、2008年、330頁。
  2. ^ 洲崎惠三、「トーマス・マンとアグニス・E・マイアー(1)」 『研究紀要』 2011年 17巻 p.81-98, doi:10.20843/00000285, NCID AN10480238
  3. ^ a b Gerhard Köbler: Historisches Lexikon der deutschen Länder. 6. Aufl. München: C.H.Beck 1988 = Darmstadt: Wissenschaftliche Buchgesellschaft 1999, S. 636.
  4. ^ Lexikon des Mittelalters. Bd. VIII. München: LexMA Verlag 1997 (ISBN 3-89659-908-9), Sp. 213.
  5. ^ Lexikon des Mittelalters. Bd. VIII. München: LexMA Verlag 1997 (ISBN 3-89659-908-9), Sp. 214-215.
  6. ^ エーディト・エネン『ヨーロッパの中世都市』(佐々木克巳訳)岩波書店、1987年、(ISBN 4-00-002373-X) 、164頁。
  7. ^ エーディト・エネン『ヨーロッパの中世都市』(佐々木克巳訳)岩波書店、1987年、(ISBN 4-00-002373-X) 、304頁。
  8. ^ August Stöber, Die Sagen des Elsasses, St. Gallen, 1858, p.486.
  9. ^ エーディト・エネン『ヨーロッパの中世都市』(佐々木克巳訳)岩波書店、1987年、(ISBN 4-00-002373-X) 、297頁。
  10. ^ エーディト・エネン『ヨーロッパの中世都市』(佐々木克巳訳)岩波書店、1987年、(ISBN 4-00-002373-X) 、238-239頁。
  11. ^ エーディト・エネン『ヨーロッパの中世都市』(佐々木克巳訳)岩波書店、1987年、(ISBN 4-00-002373-X) 、287、289頁。
  12. ^ エーディト・エネン『ヨーロッパの中世都市』(佐々木克巳訳)岩波書店、1987年、(ISBN 4-00-002373-X) 、276、278頁。
  13. ^ エーディト・エネン『ヨーロッパの中世都市』(佐々木克巳訳)岩波書店、1987年、(ISBN 4-00-002373-X) 、306頁。
  14. ^ エーディト・エネン『ヨーロッパの中世都市』(佐々木克巳訳)岩波書店、1987年、(ISBN 4-00-002373-X) 、299-300頁。
  15. ^ ヨーハン・フィッシャルト『チューリヒの幸福の船 蚤退治』(大澤峯雄・精園修三訳)、同学社、1998年(ISBN 4-8102-0120-1)、303頁。
  16. ^ 「1681年のルイ14世のシュトラスブルク占領に対して神聖ローマ帝国のとった無為無能への悲憤慷慨」を吐露した歌に、「シュトラスブルクの陥落(1681年)」と題する歌がある。武田昭『歴史的にみた――ドイツ民謡』東洋出版 1979年1月、267-269頁。なお、兵隊の集合する軍都ストラスブールを歌った有名な歌に「ああ シュトラースブルク / うるわし まち」(O Straßburg, o Straßburg)がある。原俊彦・滝本裕造編『ドイツ民謡選』三修社1965年(1980年第7版)66-67頁にドイツ語・日本語対訳詞と曲、110頁に解説。- 武田昭『歴史的にみた――ドイツ民謡』東洋出版 1979年1月、276-278頁。また、『少年の魔法の角笛』所収の、脱走後処刑される「スイス人」を歌った歌は、「シュトラスブルクの堡塁の上で / 私の悲しみは始まった。」と始まる。
  17. ^ Climatological Information for Strasbourg, France”. Meteo France (2019年8月7日). 2019年9月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年1月28日閲覧。
  18. ^ STRASBOURG–ENTZHEIM (67)” (フランス語). Fiche Climatologique: Statistiques 1981–2010 et records. Meteo France. 2019年8月7日閲覧。
  19. ^ Normes et records 1961–1990: Strasbourg-Entzheim (67) – altitude 150m” (フランス語). Infoclimat. 2016年3月15日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年8月7日閲覧。
  20. ^ Population municipale légale en vigueur au 1er janvier 2020, millésimée 2017, définie dans les limites territoriales en vigueur au 1er janvier 2019, date de référence statistique : 1er janvier 2017.
  21. ^ http://cassini.ehess.fr/cassini/fr/html/fiche.php?select_resultat=36842
  22. ^ https://www.insee.fr/fr/statistiques/4269674?geo=COM-67482
  23. ^ http://www.insee.fr
  24. ^ ゲーテは「ドイツの建築」(Von deutscher Baukunst)と題する評論(1772年公刊)において、13・14世紀転換期にこの大聖堂の建築に関与したエルヴィン・フォン・シュタインバハへの讃歌を歌っている。菊池栄一訳「評論集」〔菊池栄一・富士川英郎大山定一伊藤武雄訳『ゲーテ全集 全12巻 第11巻』人文書院 1961年、18-26、404-405頁。〕


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ストラスブール

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モルガン・シュネデルラン」の記事における「ストラスブール」の解説

アルザス地域圏のツェルヴィラーで生まれたシュネデルランは友だち地元クラブであるSRツェルヴィラーのグラウンドサッカーをしていたが、5歳時に家族によって地域の主要クラブ一つであるRCストラスブールのスカウティングセッションに連れられ、その結果、ストラスブールの下部組織加入することになったクラブ加入してから10年後の2005年初めプロ契約を結び、Bチームデビュー果たした2006年にトップチームデビューも果たしたが、2007-08シーズンチーム降格決定すると、クラブ離れることになった

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ストラスブール

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天文時計」の記事における「ストラスブール」の解説

ストラスブール大聖堂には14世紀から残る3つの天文時計納められている。1つ1352年から1354年の間に作られたもので、16世紀初頭止まっている。2つめは、その後1547年から1574年にかけて Herlin, Conrad Dasypodius、ハプレヒト兄弟(The Habrecht Brothers )らによって作られた。これは1788年あるいは1789年に動かなくなった一度にでなく、各部品がだんだんと止まっていった)。50年後、新し時計ジャン=バプティスト・シュウィルジュ(Jean-Baptiste Schwilgué )と30人職工によって作成された。これは2つめの時計入れられていた容器収められている。多く天文学的暦法情報表現されており、人形取り付けられている。また復活祭の日を算出するために必要なコンプトゥス機能を持つ、最初完璧な機械であると考えられている。詳細ストラスブール大聖堂#天文時計参照のこと。

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ストラスブール

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/23 01:07 UTC 版)

ラミーヌ・コネ」の記事における「ストラスブール」の解説

2018年8月1日RCストラスブール買取オプション付きレンタル移籍2019年6月1日に完全移籍となった

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ストラスブール

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/07 00:22 UTC 版)

ヴァレリアン・イスマエル」の記事における「ストラスブール」の解説

グアドループ出身父親アルザス出身母親の下、ストラスブールで育つ。祖父ドイツ人である。RCストラスブール下部組織所属し1994年1月15日ASカンヌ戦でプロデビューを果たす。同クラブではディヴィジオン・アン87試合出場UEFAカップでも5試合出場し1得点挙げる

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ストラスブール

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川島永嗣」の記事における「ストラスブール」の解説

W杯後も長らく無所属続いていたが、2018年8月30日1年契約でのRCストラスブールへの加入発表された。チームにはベルギー代表マッツ・セルスフランスU-21代表ビングル・カマラ所属している事もあり、第3GKとしての立場となった2019年3月30日大会通して出場無く決勝戦ベンチ入り出来なかったものの、チーム14年ぶりにクープ・ドゥ・ラ・リーグ制覇し川島にとって初のクラブタイトルとなった5月24日最終節FCナント戦で移籍後初出場果たした7月にストラスブールと新たに2年契約結んだ2020年8月23日正GKセルスアキレス腱断裂重傷、第2GKカマラ新型コロナウイルス検査陽性反応示した事もあり、リーグ・アン開幕節のFCロリアン戦ではスタメン出場果たしたカマラ復帰後は暫くベンチスタートであったが、第11モンペリエHSC戦で9試合ぶりにスタメン抜擢され、第30RCランス戦まで20試合連続先発出場果たしたセルス新型コロナウイルス感染により欠場したことで、第37節OGCニース戦からは再びスタメン復帰し2試合負けなしでチーム残留貢献した最終的にチームGKではトップ24試合出場クリーンシート8回、失点31安定した成績残した

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