ジオン関係者
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「機動戦士ガンダム バンディエラ」の記事における「ジオン関係者」の解説
ユーリー・コーベル (Jurij Cobel) 本作の主人公。ジオン公国軍の中尉。左利きであることから、搭乗する薄紅色のザクIIも右肩にスパイクアーマーが装備されており、左腕でザク・バズーカなどの武装を保持している。なお、従来は左肩に装備されているシールドは右肩に装備されていない。ザクマシンガンも照準器などが通常の物とは左右逆になっている。 元は地球連邦のサッカーファンにも広く名を知られるサッカー選手であり、サイド3の強豪サッカーチーム「オクラント・レプス」で背番号10を付けて活躍していた。なお、チームのキャプテンは背番号8を付けたキイド。 太田垣康男はコミックス2巻の推薦文において、肩シールドを排した専用ザクから、守備を捨てて攻撃に特化したユーリーの実力が判ると評している。 セリダ・ミルウェイ (Selida Mylwaye) 女性。一等兵。新兵としてレプス部隊に着任してくる。 母親は人気女優であったが、連邦のプロパガンダ映画(コロニー独立反対派として知られた映画監督の作品。また監督がセリダの父親ではないかとのゴシップも出ている。)に出演したことから、サイド3マスコミおよび住民から売国奴と批難され、開戦前には既に精神を病んで寝たきりに近い生活を送っていた。 心理カウンセラーの卵でもあり、軍の上層部からは母親の治療と引き換えに、一般人であったユーリーの精神的なケアを望まれている。 MSの操縦技量は低く、キャリフォルニアベース軍事パレードの防衛戦でもハッティから「動きが素人くさい」「1機では何もできない」と見逃されている。 アントレ レプス部隊母艦の艦長。当初はムサイ級、地上ではザンジバル級。作戦中でもユーリーへのインタビューを試みるジオン国営放送従軍記者団には良い感情を抱いていない。 フリオという息子がいて、MSのエースパイロットであったが、作戦のため息子を死地に追いやった過去がある。 マ・クベ 『機動戦士ガンダム』の登場人物。階級は大佐。オデッサ基地陥落後、グラナダ基地に身を寄せている。『機動戦士ガンダム』同様にウラガンが副官を務めている。 サッカーを含め、スポーツには疎いが宇宙世紀以前から続くサッカーという文化の担い手の1人としてユーリーに興味を抱き、面会を行う。 アントレに請われ、キャリフォルニアベース軍事パレードの防衛戦でザクIIを失ったユーリーのための新型MSを手配する。 エリーズ 髪の長い女性士官。フリオとの写真をペンダントに納めている。 リーゼイ、ウルスラ レプス部隊のMS搭乗員。キャリフォルニアベース軍事パレードの防衛戦ではハッティ、レービーの2人に機体を大破させられたものの、軽傷。グラナダでマ・クベ手配の補充機体がユーリーは専用機だったのに自分たちはザクIIであったことに文句を言っていた。 クラウデン・マリン 少尉。かつては名サッカープレイヤーであり得点王にも輝いた。引退後はオクラント・レプスの監督も勤めていた。ユーリーを見出し指導を行っており、サッカーファンからは2人の関係は「本物の親子のようだ」と言われていた。 開戦後、すぐに地球部隊に配属されていたが連絡が取れず、ユーリーからはチームメイトと同様に死亡したものと思われていた。戦傷で右目に眼帯をしている。妻もいたが、戦争の犠牲となっている。 中東戦線では「砂塵嵐(サンドストーム)」の二つ名で恐れられているMSパイロット。乗機はドム・トロピカルテストタイプ。 作戦中に重傷を負い、レプス部隊が地上に撤収した際には部隊と共に月のグラナダへと向かう。 モンメルリ レプス部隊が救出に派遣された重要人物で、「博士」と呼ばれる。医師団の一員としてオデッサ基地に派遣されていた。ただし、兵からは「周辺の村から子供を集め、人体実験の末、大量虐殺を行った猟奇殺人者」とも言われている。地球を脱出した後はフラナガン機関に配属される。
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