コエンドロ

デジタル大辞泉

コエンドロ【(ポルトガル)coentro】

読み方：こえんどろ

セリ科の一年草。東ヨーロッパの原産。高さ30〜60センチ。葉は羽状に細かく裂け、互生する。夏、小花が多数集まってつく。実を香料や薬用に、若葉を食用にする。胡荽(こすい)。胡菜(こさい)。香菜(シャンツァイ)。コリアンダー。パクチー。

撮影・広瀬雅敏

難読語辞典

胡荽

読み方：コエンドロ（ｋｏｅｎｄｏｒｏ），　コスイ（ｋｏｓｕｉ）

セリ科の一年草

薬用植物一覧

コリアンダー

科名： セリ科 別名： コエンドロ 生薬名： コズイシ（胡ズイ子） 漢字表記： - 原産： 地中海地方 用途： 地中海原産の一年草。生葉はパクチーと呼ばれ、料理には欠かせない食材です。果実は丸く、ヨーロッパでは消化不良・健胃・駆風などに用います。 学名： Coriandrum sativum L.

植物名辞典

胡荽

読み方：コエンドロ（ｋｏｅｎｄｏｒｏ），　コスイ（ｋｏｓｕｉ）

セリ科の一年草

学名 Coriandrum sativum

ウィキペディア

コリアンダー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2024/09/17 13:47 UTC 版)

コリアンダー（英: coriander; 学名: Coriandrum sativum）は、セリ科コエンドロ属の一年草である。地中海沿岸原産で、日本には10世紀ごろに渡来した。日本においては、英語由来のコリアンダーのほか、和名のコエンドロ（胡荽）、タイ語由来のパクチー、中国語由来のシャンツァイ（香菜）などと呼ばれる。癖のある香りと風味があり、古くからタイや中国など世界各地で広く食用（野菜および香辛料）とされている。エスニック料理には欠かせないハーブの一種に数えられ、葉だけではなく結実した種子もスパイスに使う。

Wiktionary日本語版（日本語カテゴリ）

コエンドロ

出典:『Wiktionary』 (2021/08/22 12:17 UTC 版)

名詞

コエンドロ

1. コリアンダーの別名。

発音

• (東京) コエ​ンドロ [kòéꜜǹdòrò] (中高型 – [2])
• IPA^(?): [ko̞ẽ̞ndo̞ɾo̞]^[1]

語源

ポルトガル語 coentro の転訛^[2]。

翻訳

• コリアンダー#翻訳を参照。

脚注

1. ↑ 「コエンドロ」『大辞林』松村明 編、三省堂、1988年。 ISBN 4-385-14000-6
2. ↑ 牧野, 富太郎「こえんどろ (胡荽)」『牧野日本植物圖鑑』北隆館、1940年、280頁。