キサントフィルとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 固有名詞の種類 > 自然 > 物質 > 化合物 > カロテノイド > キサントフィルの意味・解説 

キサントフィル【xanthophyll】

読み方:きさんとふぃる

カロテノイドのうち、水酸基などの形で酸素を含む一群色素動植物広く分布卵黄含まれるルテインなど。葉緑体含まれるものは光合成補色色素として働く。葉黄素

「キサントフィル」に似た言葉

ルテイン

分子式C40H56O2
その他の名称ルテイン、ボ-キサン植物ルテイン、キサントフィル、植物ルテオール、Bo-Xan、LuteinXanthophyllVegetable luteol、Vegitable lutein、(3R,3'R,6'R)-β,ε-Carotene-3,3'-diol、trans-ルテイン、all-trans-(+)-キサントフィル、all-trans-ルテイン、ベジタブルルテイン、ベジタブルルテオール、Luteine、Lutein A、(3R,3'R,6'R)-Lutein、all-trans-Xanthophyll、all-trans-(+)-Xanthophyll、all-trans-Lutein、trans-Lutein、ルテインA、(3R,3'R,6'R)-ルテイン、all-trans-キサントフィル、(3R,3'R,6'R)-3,3'-Dihydroxy-β,ε-carotene
体系名:(3R,3'R,6'R)-β,ε-カロテン-3,3'-ジオール、(3R,3'R,6'R)-3,3'-ジヒドロキシ-β,ε-カロテン


キサントフィル

英訳・(英)同義/類義語:xanthophyll

分子中に酸素を含むカロテノイド色素総称光合成器官中では光エネルギー受容体としても機能する

キサントフィル

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/19 08:33 UTC 版)

キサントフィル:Xanthophyll、:Xanthophylle)は、カロテノイド由来の黄色の色素である。分子構造カロテンが基本であるが、カロテンとは違い水素原子のいくつかがヒドロキシル基、または同じ炭素原子に結合する水素原子のペアがオキソ基と置換した構造を持つ。キサントフィルはほとんどの植物に存在し、色素体で生合成される。緑色のクロロフィルとともに光合成に関わっている。なお、クロロフィルはの寒さによって変性し葉は特有の色に変わる。


  1. ^ “Fruits and vegetables that are sources for lutein and zeaxanthin: the macular pigment in human eyes”. British Journal of Ophthalmology 82: Table 1. (1998). doi:10.1136/bjo.82.8.907. 


「キサントフィル」の続きの解説一覧

「キサントフィル」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。



固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「キサントフィル」の関連用語

キサントフィルのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



キサントフィルのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
独立行政法人科学技術振興機構独立行政法人科学技術振興機構
All Rights Reserved, Copyright © Japan Science and Technology Agency
JabionJabion
Copyright (C) 2024 NII,NIG,TUS. All Rights Reserved.
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのキサントフィル (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2024 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2024 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2024 GRAS Group, Inc.RSS