オフィス‐ソフト
オフィススイート
【英】office suite, office software suite, productivity suite
オフィススイートとは、ワープロソフトや表計算ソフト、プレゼンテーションソフトなどのようなオフィス業務向けのソフトウェアを、ひとつにまとめたソフトウェアのことである。
オフィススイートを構成する個々のアプリケーションは、ユーザーインターフェースが統一されていたり、共通した機能が用意されていたり、緊密なアプリケーション間連携が可能であるよう工夫されている。このため、アプリケーションを単体で導入するよりも生産性の向上を図りやすいという利点がある。また、一般的には、個別に買い揃えるよりもオフィススイートとして一揃い購入した方が安価に入手できる。
オフィススイートの代表的な製品としては、Microsoftが販売している「Microsoft Office」や、OpenOffice.orgがオンラインで配布している「OpenOffice.org」、ジャストシステムが販売している「JUST Suite」、AppaleがMacintosh向けに販売している「iWork」などがある。中でもMicrosoft Officeは、PCにおけるオフィススイートの事実上の標準(デファクトスタンダード)となっている。
最近では、オフィススイートで用いられる文書フォーマットの形式として、XMLベースのファイル形式を採用して互換性を実現していこうという動きが生じており、OpenDocument FormatやOpen XMLなどの新たな文書フォーマットが登場している。
アプリケーションの分類: | ワープロソフト |
アプリケーションスイート: | Adobe CS アプリケーションスイート オフィススイート eSuite Home Style+ iLife |
オフィススイート
(オフィスソフト から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/07/02 06:25 UTC 版)
オフィススイート(英: Office suite)とは、デスクトップパソコン、ノートパソコン、タブレット、スマートフォンにインストールされて使用、または、クラウドサービスで使用する、オフィス業務に必要なソフトウェアをセットにした、ソフトウェアスイートの一種。スイートとは、「ひと揃え」という意味。より一般的にはオフィスソフト[1]とも呼ばれる。ワープロ(ワープロソフト)、表計算、電子メール(電子メールクライアント)、個人情報管理、プレゼンテーション(プレゼンテーションソフト)、データベース(データベース管理システム)、DTPなどのアプリケーションソフトが組み合わされる。
- ^ 英: Office software
- ^ オフィススイート界に登場した新たなオープンソースツール「FreeOffice」
- 1 オフィススイートとは
- 2 オフィススイートの概要
- 3 歴史
- 4 関連項目
オフィスソフト
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/22 03:45 UTC 版)
「コンピュータ分野における対立」の記事における「オフィスソフト」の解説
表計算ソフトではApple IIでのVisiCalcが、次にMS-DOSを搭載したIBM PCおよび互換機では強力なマクロ機能とアドイン機能を持ったLotus 1-2-3が、デファクトスタンダードとなった。マイクロソフトは当初はMultiplanを販売していたが、MacintoshのGUI用の表計算ソフトであるExcelをWindowsに移植し、Windows自体の普及と合わせて対抗した(ExcelをIBM PC互換機で動かすためにWindowsが開発された形である)。 ワープロソフトはCP/MではWordStar、MS-DOSを搭載したIBM PCおよび互換機ではWordPerfect(日本ではPC-9801と一太郎)がデファクトスタンダードとなった。Windowsでは主に「Word 対 WordPerfect 対 Lotus WordPro」(日本では「Word 対 一太郎」)の構図で競争となった。 これらはオフィスソフトとも呼ばれ、主戦場がWindows用のオフィススイートとなると、「Microsoft Office 対 WordPerfect Office 対 Lotus SmartSuite」(日本では「Microsoft Office 対 Justsystem Office/JUST Suite 対 ロータス・スーパーオフィス」)の構図で激しい競争が展開された。なおスクリプト言語として、Microsoft OfficeではVBAが、Lotus SmartSuite(スーパーオフィス)ではLotus Scriptが搭載された。 2009年現在はMicrosoft Officeがデファクトスタンダードだが、一定の互換性を持つサンのStarSuite(アジア圏ではStarOffice)、そのオープンソース版のOpenOffice.org(OOo)、OOoからフォークしたThe Document FoundationのLibreOffice、OOoのIBMカスタマイズ版のLotus Symphonyなど、あるいはWeb上で動くGoogle ドキュメントなどが競っている。
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