一太郎とは? わかりやすく解説

いちたろう〔イチタラウ〕【一太郎】


一太郎

読み方いちたろう
【英】Ichitaro

一太郎2005一太郎とは、ジャストシステム社が販売する日本語ワープロソフトの名称。

同社の「jx-WORD太郎」を改良して「一太郎」と改名。ver.3でそれまで利用されていた「」(管理工学研究所)を抜いて国内ナンバーワンワープロソフトとなったMS-DOS用は定番とも呼べるほど圧倒的なシェア占めていた。2005年5月時点での最新バージョンWindows版の「一太郎2005」である。




※画像提供 / 株式会社ジャストシステム
参照リンク
一太郎

一太郎

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/14 18:21 UTC 版)

一太郎(いちたろう)は、ジャストシステムが販売する日本語ワープロソフトの名称である。同社の看板製品であり登録商標となっている。同社の専務でプログラマーだった浮川初子によって開発された[1]


注釈

  1. ^ 抱き合わせ販売についてはPC Watch 公正取引委員会、マイクロソフトへの勧告内容をPDFファイルで公開参照。
  2. ^ 当初はジャストウィンドウVer.2対応の「一太郎Ver.6 for JW2」の発売が予告されたが、その後MS-DOSアプリケーションの開発中止が発表され、MS-DOS対応の最終商品としてVer.5にATOK9を実装した形での発売となった。
  3. ^ 開発が遅れたため、それ以前はWindows 95搭載パソコンでも一太郎プリインストールモデルでは16bitであるver6.3がプリインストールされ続けた。
  4. ^ 個人向け商品のみの取り扱い。法人向けライセンス商品としては「一太郎2011」(21)が用意される。
  5. ^ 法人向けライセンス商品としては「JUST Suite 2011」が用意される。「JUST Suite 2007-2010」の法人向け後継商品。
  6. ^ 「JUST Suite 2011」とは別商品。
  7. ^ a b 個人向け商品のみの取り扱い。法人向けライセンス商品としてはすでに発売中の「一太郎Pro」が用意されている。
  8. ^ a b 個人向け商品のみの取り扱い。法人向けライセンス商品としてはすでに発売中の「JUST Suite 2011」および「JUST Office」が用意されている。
  9. ^ Windows 11の機能、Windows 10では不可。

出典

  1. ^ 読売新聞 2023年6月11日 1面および28面
  2. ^ 関口和一(著)、2000、『パソコン革命の旗手たち』、日本経済新聞社 ISBN 4-532-16331-5
  3. ^ THE COMPUTER編集部(編)、1991、『パソコンヒット商品物語』、ソフトバンク ISBN 4-89052-194-1 pp. 151
  4. ^ 日本一となった太郎:「一太郎」ついに誕生 バージョンアップはバグとの闘い /7”. 毎日新聞. 2022年1月29日閲覧。
  5. ^ 『日本経済新聞』2022年3月17日東京朝刊、48面
  6. ^ 一太郎はこうして生まれた”. justsystems.com. 2022年3月19日閲覧。
  7. ^ 「News Room」『月刊マイコン』2月号、電波新聞社、1992年、158頁。 
  8. ^ 『日本経済新聞』1986年1月21日四国朝刊、12面
  9. ^ 「一太郎 7 for Windows 95」、9/13に発売”. PC Watch (1996年8月6日). 2012年5月8日閲覧。
  10. ^ ジャストシステム、一太郎8を2月28日に発売”. PC Watch (1997年1月27日). 2012年8月20日閲覧。
  11. ^ ジャストシステム、一太郎/花子2004とATOK17を2004年2月に発売、PC Watch、2003年12月3日。
  12. ^ a b c d e 日本タイポグラフィ協会顕彰「佐藤敬之輔賞」を受賞いたしました、ジャストシステム(2009/12/29閲覧)
  13. ^ 田村規雄 (2010年3月2日). “初代「一太郎」が「情報処理技術遺産」に”. IT Pro. 2010年3月3日閲覧。
  14. ^ a b 日本経済新聞社・日経BP社. “新「一太郎」はビジネス表現の校正を強化 口語も正確|MONO TRENDY|NIKKEI STYLE”. NIKKEI STYLE. 2021年9月5日閲覧。
  15. ^ a b c d e f 株式会社インプレス (2020年1月31日). “【笠原一輝のユビキタス情報局】 さらに“日本語を極めた”2020年版一太郎とATOK。ATOKのアップデートは明日公開”. PC Watch. 2021年9月5日閲覧。
  16. ^ a b c 株式会社インプレス (2021年12月2日). “「一太郎」がプレゼンにも使えるように ~ジャストシステムが「一太郎2022」を発表/出先でのテレワークでも情報漏洩を防ぐ「プライバシーモード」を搭載”. 窓の杜. 2022年1月29日閲覧。
  17. ^ a b c d 一太郎活用本「本を書く、作る。「改訂版」」”. www.justmyshop.com. 2021年9月5日閲覧。
  18. ^ a b c なぜ法律家には「一太郎ファン」が多いのか? Word全盛でも目立つ“偏愛”ぶり”. 弁護士ドットコム. 2021年4月4日閲覧。
  19. ^ 自分だけのスタイルを作れる「一太郎2017」 - 2018/01/04 閲覧
  20. ^ a b 法案ミス、使われない新システム 「一太郎」に罪なし”. 日本経済新聞 (2021年6月11日). 2021年9月5日閲覧。
  21. ^ INTERNET Watch 「一太郎」の脆弱性を悪用するウイルスメール、中央省庁に送信 - 2012年6月6日閲覧
  22. ^ ツッコミどころ満載、農水省「一太郎」廃止報道に失笑 (1/3) - 経済インサイド
  23. ^ 「一太郎」スマホアプリ登場 写真から自動で文字起こし 開発の理由は - ITmedia NEWS
  24. ^ 法案ミス、不慣れなワープロソフト原因か 議員が指摘「若手職員には『一太郎』の経験少ない人も」|社会|地域のニュース|京都新聞”. 京都新聞. 2021年4月4日閲覧。
  25. ^ 書陵部図書課宮内公文書館研究職員の採用 - 宮内庁”. www.kunaicho.go.jp. 2023年6月12日閲覧。
  26. ^ 農水省は「一太郎」を禁止したのか 重宝された使い勝手:朝日新聞デジタル”. 朝日新聞デジタル. 2021年4月4日閲覧。
  27. ^ ITMedia「8月28日が「一太郎の日」に認定」 - 2012年6月6日閲覧



一太郎(いちたろう)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/09 19:32 UTC 版)

三丁目の夕日の登場人物」の記事における「一太郎(いちたろう)」の解説

男の子。父は普段無口厳格だが酔うと陽気になり、その姿を正月初め見た。父は子どもの頃凧あげチャンピオンだった。

※この「一太郎(いちたろう)」の解説は、「三丁目の夕日の登場人物」の解説の一部です。
「一太郎(いちたろう)」を含む「三丁目の夕日の登場人物」の記事については、「三丁目の夕日の登場人物」の概要を参照ください。


一太郎(いちたろう)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/02/13 06:02 UTC 版)

PSYCHO+」の記事における「一太郎(いちたろう)」の解説

雪乃の元恋人

※この「一太郎(いちたろう)」の解説は、「PSYCHO+」の解説の一部です。
「一太郎(いちたろう)」を含む「PSYCHO+」の記事については、「PSYCHO+」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「一太郎」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ

「一太郎」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。



固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「一太郎」の関連用語

一太郎のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



一太郎のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
IT用語辞典バイナリIT用語辞典バイナリ
Copyright © 2005-2024 Weblio 辞書 IT用語辞典バイナリさくいん。 この記事は、IT用語辞典バイナリ一太郎の記事を利用しております。
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの一太郎 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの三丁目の夕日の登場人物 (改訂履歴)、PSYCHO+ (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2024 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2024 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2024 GRAS Group, Inc.RSS