ウォルター・M・シラーとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 学問 > 宇宙百科事典 > ウォルター・M・シラーの意味・解説 

ウォルター・M・シラー

分類:宇宙飛行士


名前:ウォルター・M・シラー(Walter M. Schirra Jr.)
性別:男
国名:アメリカ
生年月日:1923年3月12日(ニュージャージー州ハッケンサック)
所属宇宙機関:アメリカ海軍(USN)
飛行実績:マーキュリー計画(アトラスD/マーキュリー8号)、ジェミニ計画(タイタンII/ジェミニ6-A号)、アポロ計画(サターンIB/アポロ7号)

アメリカ海軍中佐ウォルター・M・シラーはアメリカ海軍兵学校(科学部学士)、アメリカ海軍テストパイロット校を経て宇宙飛行士としてマーキュリー8号(シグマ7)に搭乗1962年10月3日マーキュリー8号衛星軌道乗りました。J・グレンやM・カーペンター無重力状態人間活動できることを証明しましたが、シラー宇宙船のなかでの長時間作業において、実績残してます。また、シラーは、マーキュリー8号のほかに、ジェミニ6号(1965年12月15日16日)、アポロ7号(1968年10月11日22日)にも搭乗しました
現在は、海軍退役してます。

1.同じロケット衛星乗った宇宙飛行士はいるの?
マーキュリー8号(1962年10月3日)は単独飛行ジェミニ6号(1965年12月)では、アメリカ空軍トーマス・P・スタフォード大尉同乗アポロ7号(1968年10月)ではシラー海軍大佐のほかに、ドン・F・エイゼル空軍少佐民間人テストパイロットウォルター・カニンガム同乗しました

マキューリー8号での宇宙飛行のため、宇宙船シグマ7号の中に入るシラー
マキューリー8号での宇宙飛行のため、宇宙船シグマ7号の中に入るシラー

2.宇宙どのようなことをおこない、どんなことに成功しているの?
マーキュリー8号乗ったシラーは、これまでより長い時間(9時間14分)の有人飛行成功宇宙空間長時間作業できること証明しました
マーキュリー8号次にシラー乗った宇宙船ジェミニ6号です。しかし、ジェミニ6号宇宙ランデブードッキングする予定だったアジェナロケット段の打ち上げ失敗したために、打ち上げ延期となってしまいました。そこで、NASAはアジェナロケットの代わりにジェミニ7号先に打ち上げその後打ち上げるジェミニ6号ランデブーをおこなうことを計画しましたジェミニ6号7号ドッキングはできませんが、ランデブー訓練できました1965年12月4日ジェミニ7号先に出発しました。ところが、12月12日予定されジェミニ6号打ち上げは、発射台座の故障により、またしても延期ジェミニ6号打ち上げは、3日遅れの1965年12月15日となりましたこのようなトラブルありましたが、ランデブー成功。両宇宙船は近づいたり離れたりという訓練しながら地球一緒に周回りました。最短では30cm以内近づくことに成功しました
次にシラーアポロ7号乗りましたが、これはアポロ計画では初めての有人宇宙船です。1968年10月11日打ち上げられました。11日間かけて地球回り宇宙船性能テストしました

3.どれくらい時間宇宙飛んでいるの?
シラーは、マーキュリー8号で9時間14分、ジェミニ6号25時51分、アポロ7号11日間(260時間9分)、宇宙飛んでます。




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「ウォルター・M・シラー」の関連用語

ウォルター・M・シラーのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



ウォルター・M・シラーのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
JAXAJAXA
Copyright 2024 Japan Aerospace Exploration Agency

©2024 GRAS Group, Inc.RSS