ウィリアム・ジェームズとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 固有名詞の種類 > 人名 > 学者・研究者 > 哲学者 > 思想家 > ウィリアム・ジェームズの意味・解説 

ジェームズ【James】

読み方:じぇーむず

[一]William 〜)[1842〜1910]米国哲学者心理学者[二]の兄。プラグマティズム創始者一人ドイツ観念論反対し、哲学実用的価値提唱。著「心理学原理」「プラグマティズム」「宗教的経験諸相」など。

[二]Henry 〜)[1843〜1916米国小説家英国帰化[一]の弟。心理主義文学先駆者。作「ある婦人の肖像」「ねじの回転」など。


ウィリアム・ジェームズ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/08/06 01:34 UTC 版)

ウィリアム・ジェームズ英語: William James, 1842年1月11日 - 1910年8月26日)は、アメリカ合衆国哲学者心理学者である。意識の流れ理論を提唱し、ジェイムズ・ジョイスユリシーズ』や、アメリカ文学にも影響を与えた。パースデューイと並ぶプラグマティストの代表として知られている。弟は小説家ヘンリー・ジェームズ[1]。著作は哲学のみならず心理学生理学など多岐に及んでいる。心理学の父である。




「ウィリアム・ジェームズ」の続きの解説一覧

ウィリアム・ジェームズ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/16 17:30 UTC 版)

アメリカ合衆国の哲学」の記事における「ウィリアム・ジェームズ」の解説

ウィリアム・ジェームズ(1842年-1910年)は「生理学心理学および哲学におけるまたその間最初思想家」である。『宗教的経験諸相』、記念碑的研究書心理学原理』および講義録信ず意志』の著者として有名である。 ジェームズパースと共に徹底的に新し哲学思考法精緻化される親しみやすい姿勢具体化するものおよびディレンマ解決するものとしてプラグマティズム見ていた。1910年著書プラグマティズム思索の古い方法につけた新しい名称』(英文)で次のように書いている。 我々の思考全ての根にある理解できる真実はっきりしていても微妙であり、それらのどれも優れたものではないので実際に可能な差異以外の何物にも依存しない。ある対象に関して我々の思考に完全な明晰さを得るには、その対象持っている実用的な種類認識できる効果をのみ考え必要がある。つまりそれからどのような感覚期待しどのような反応用意しなければならないかである。 ジェームズ対象間の関係は対象自体同じくらい現実であると主張するその徹底的プラグマティズムでも有名である。また真理には実際に複数正し答えがあると考えることでは多元論者でもある。真理の対応理論拒否し真理には信念世界について事実、その他背景信念およびこれら信念将来的結果を含むと主張したジェームズその後半生で、究極実在ある種のものであり、精神的でも肉体的でもないという見解である中立一元論採用するようになった

※この「ウィリアム・ジェームズ」の解説は、「アメリカ合衆国の哲学」の解説の一部です。
「ウィリアム・ジェームズ」を含む「アメリカ合衆国の哲学」の記事については、「アメリカ合衆国の哲学」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「ウィリアム・ジェームズ」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ

「ウィリアム・ジェームズ」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。



固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「ウィリアム・ジェームズ」の関連用語

ウィリアム・ジェームズのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



ウィリアム・ジェームズのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのウィリアム・ジェームズ (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaのアメリカ合衆国の哲学 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2024 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2024 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2024 GRAS Group, Inc.RSS