イモとは? わかりやすく解説

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いも【妹】

読み方:いも

男が女を親しんでいう語。主として妻・恋人をさす。⇔兄(せ)。

「秋さらば見つつ偲(しの)へと—が殖ゑし屋前(やど)の石竹(なでしこ)咲きにけるかも」〈四六四〉

男の側から姉または妹をよぶ語。⇔兄(せ)。

言問はぬ木すら—と兄(せ)とありといふをただ独(ひと)り子にあるが苦しさ」〈万・一〇〇七

女どうしが友人や妹を親しんでいう語。

「風高く辺(へ)には吹けども—がため袖さへ濡(ぬ)れて刈れ玉藻ぞ」〈七八二〉

「妹」に似た言葉

いも【痘痕】

読み方:いも

《「いもがさ」の略》

痘瘡(とうそう)。天然痘

笑ひ盛りなる緑子(みどりご)を…あらあらしき—の神に見込まれつつ」〈おらが春

痘瘡のあと。あばた。

「ちっとべい—はあるがと仲人」〈柳多留・五〉


いも【芋/×薯/×藷】

読み方:いも

植物の根や地下茎肥大してでんぷんなどの養分蓄えているものの総称。ヤマノイモ・サトイモ・サツマイモ・ジャガイモなど。《 秋》「—の露連山影を正しうす/蛇笏

多く接頭語的に用いて都会風でない、やぼなものをあざけっていう語。「—侍」「—歌手


痘痕

読み方:イモ(imo

顔面にある疱瘡のあと、あばた。


以毛

読み方:イモ(imo

食用となる地下茎塊根類総称


伊母

読み方:イモ(imo

食用となる地下茎塊根類総称


伊毛

読み方:イモ(imo

食用となる地下茎塊根類総称


読み方:イモ(imo

食用となる地下茎塊根類総称


芋草

読み方:イモ(imo

食用となる地下茎塊根類総称


読み方:イモ(imo

食用となる地下茎塊根類総称


薯蕷

読み方:イモ(imo

食用となる地下茎塊根類総称


読み方:イモ(imo

食用となる地下茎塊根類総称


甘藷

読み方:サツマイモ(satsumaimo), カンショ(kansho), イモ(imo

ヒルガオ科多年草塊茎食用にする

季節

分類 植物


読み方:イモ(imo

単に芋といえば通常里芋をさす

季節

分類 植物


読み方:イモ(imo

薩摩薯の別名

季節

分類 植物


(イモ から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/14 15:03 UTC 版)

いも)とは、植物地下茎といった地下部が肥大化して養分を蓄えた器官[1]。また、特にデンプン(澱粉)を蓄積する受容器官を地下に形成し、その地下部位を利用する植物をいう[2][3]。ただし、地中の組織の肥大化がみられても澱粉蓄積の少ないものは含めない[2]。また、デンプンの利用に加工を要するクズ(葛)や食味が異なるクワイなどは含めない[3]


  1. ^ 「飲食事典」本山荻舟 平凡社 p40 昭和33年12月25日発行
  2. ^ a b c d e f g h i j k l m n o 西山 喜一「熱帯におけるイモ類の生産 概説」『熱帯農業』第29巻第1号、日本熱帯農業学会、1985年、39-44頁。 
  3. ^ a b c d e f g 松田 正彦「イモ資源の現状と課題―タロイモ栽培の現状から」『熱帯農業』第49巻第5号、日本熱帯農業学会、2005年、314-316頁。 
  4. ^ a b 渡邉和之「イモ類の未来」、『週刊朝百科植物の世界』72(食糧としての植物)、14-181頁。
  5. ^ 農林水産省「ジャガイモ中の天然毒素による食中毒」
  6. ^ 宮崎 貞巳、田代 洋丞「江戸時代の農書及び本草書類に記載されているサトイモの品種及び品種群について」『佐賀大学農学部彙報』第72号、佐賀大学農学部、2005年、1-36頁。 
  7. ^ 渡邉和之「イモ類の未来」、『週刊朝百科植物の世界』72(食糧としての植物)、14-182頁
  8. ^ 渡邉和之「イモ類の未来」、『週刊朝百科植物の世界』72(食糧としての植物)、14-184頁。
  9. ^ 渡邉和之「イモ類の未来」、『週刊朝百科植物の世界』72(食糧としての植物)、14-182頁。


「芋」の続きの解説一覧

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