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アルベール・カミュ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2012/05/06 14:21 UTC 版)

アルベール・カミュ(Albert Camus、1913年11月7日 - 1960年1月4日)は、フランス小説家劇作家フランス領アルジェリア出身。アルジェ大学卒業後ジャーナリストとして活動、第二次大戦中に刊行された小説『異邦人』、エッセイ『シーシュポスの神話』などで注目される。また『カリギュラ』『誤解』などを上演し劇作家としても活動。戦後に発表した小説『ペスト』はベストセラーとなったが、エッセイ『反抗的人間』はその思想をめぐって毀誉褒貶を受けた。1957年、史上二番目の若さでノーベル文学賞受賞。1960年、交通事故により急死。

カミュの著作は「不条理」という概念によって特徴付けられている。カミュの言う不条理とは、明晰な理性を保ったまま世界に対峙するときに現れる不合理性のことであり、そのような不条理な運命を目をそむけず見つめ続ける態度が「反抗」と呼ばれる。そして人間性を脅かすものに対する反抗の態度が人々の間で連帯を生むとされる。しかしプロレタリア革命を含め、あらゆる政治的暴力を忌避しようとするカミュの姿勢は盟友サルトルとの間で論争(カミュ=サルトル論争)を引き起こし、戦後文壇においてその立場を孤立させていく原因ともなった。




  1. ^ 井上 2000、15頁
  2. ^ カミュ 1995、 130頁(白井浩司解説)
  3. ^ 井上 2000、33頁
  4. ^ 井上 2000、42-43頁
  5. ^ 井上 2000、82-83頁
  6. ^ 井上 2000、117-118頁
  7. ^ 井上 2000、155頁
  8. ^ The Nobel Prize in Literature 1957” (英語). Nobelprize.org. 2011年2月10日閲覧。
  9. ^ 井上 2000、136頁
  10. ^ カミュ 2006、75頁
  11. ^ カミュ 2006、56-57頁
  12. ^ カミュ 2006、96-97頁
  13. ^ カミュ 1973、17-18頁
  14. ^ カミュ 1973、20頁
  15. ^ カミュ・サルトル 2006、94頁
  16. ^ カミュ・サルトル 2006、200-201頁(訳者あとがき)
  17. ^ 井上 2000、140頁


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