アルバム『魔界遊戯』収録曲
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「デトロイト・メタル・シティ」の記事における「アルバム『魔界遊戯』収録曲」の解説
SATSUGAI DMCのファーストシングルにして代表曲。この曲の歌詞がクラウザーのキャラクターを決定づけ、以降全ての伝説の元となる。原曲は根岸が通っていた小学校の校歌らしく、激しく演奏するとそのまま『SATSUGAI』のメロディになる。 アルバム『魔界遊戯』では2曲目に収録。2ndシングルの3曲目にも収録されている他、ゲリラライブで披露した通常より短い「早殺しバージョン」もある(命名はDMC信者)。また、「昨日は母さん犯したぜ 明日は父さん掘ってやる」という冒頭の歌詞の「母さん」「父さん」部分をその時々の状況に応じて変えることがある。 恨みはらさでおくべきか 誤解から痴漢と間違えられた根岸が、駅員に訴えた女性への怒りと恨みを込めて作った曲。アルバム『魔界遊戯』では8曲目に収録。 根岸が貸したゲーム『ぼくのなつやすみ』を西田(カミュ)がなかなか返さなかった時、怒った根岸はライブ中にもかかわらず歌詞を「ドラムの罪は俺が罰する 俺はDMCの覇者 カミュの尻を八つ裂きじゃー」と変えて歌い、さらに演奏中のカミュにマントを被せ、カミュも演奏を中止しドラムスティックで根岸(クラウザー)の後頭部を突き刺して反撃、という一触即発状態を引き起こした。この後、ジャギ(和田)が間に入って2人を仲裁し事なきを得る。 実写映画版では、痴漢冤罪の恨みではなく、部屋を台無しにした上、部屋を訪ねた相川に誤解を招いたデスレコーズ社長 や、根岸オリジナルのポップソングを「お遊戯的な事なら外でやってくんない?」と否定したデザイナー・アサトヒデタカへの恨みを込めて作った曲となっており、実写映画版のみシングル化された。 グロテスク 2ndマキシシングル。作中で演奏された回数が最も多い曲。アルバム『魔界遊戯』では7曲目に収録。「グロテスク流血噴射 グロテスク精神破壊」というサビの歌詞をその時々の状況に応じて変えることがある。 帯の文句は「オレは音楽に感謝している。ミュージシャンにならなければ猟奇的殺人者になっていたから…」(実際にSlipknotのクレイグ・ジョーンズが似たような旨の発言をしたことがある)。 魔王 2ndシングル『グロテスク』のカップリング曲。アルバム『魔界遊戯』では10曲目に収録。 根岸が電車内で痴漢と間違われた際、たまたまこの曲の歌詞をノートに書いていたため、さらに疑われることになってしまった。実は、根岸が大学卒業前に相川に聞かせた「世界平和を歌った曲」と歌詞が対になっている。元歌:「お年寄りにはゆりかごを 子供達には大きな夢を 美しい世界見えてきた」 魔王:「年寄りどもは皆殺し ガキ共全て奴隷とせよ おぞましい世界今ここに」 あの娘をレイプ 1秒間に10回「レイプ」と発言するパフォーマンスを含んだ曲。この「1秒間に10回レイプ発言」はクラウザーの代名詞の一つであり、クラウザー(根岸)が本人確認として行う場面が何度か存在する。 アルバム『魔界遊戯』では4曲目に収録。手術前で不安を抱えた信者を勇気づけるために、「1秒間に11回レイプ発言バージョン」として録音された。 メス豚交響曲 DMCが初めて大きな会場でライブを行った際に披露した新曲で、究極の女性蔑視が込められている。「下半身さえあればいい」とサビで繰り返す。たまたまファッション誌『アモーレ・アムール』の取材でそのライブに来ていた相川は、この曲を聞いたのに加え、クラウザーから「豚の黒パンツの刑(スカートめくり)」をされた せいで「豚」という言葉に強いトラウマを抱えてしまう。アルバム『魔界遊戯』では11曲目に収録。 デスペニス アルバム『魔界遊戯』用の新曲で、アルバムには5曲目に収録。男性器が暴走する様を歌った曲で、特に女性ファンはクラウザーがこの曲で描かれているような性器を持つと信じている。根岸と弟・俊彦の確執に絡み、新語「公然猥褻カット」を生んだ。 また仙台までライブ遠征をした際に、根岸のホテルの部屋に忍び込んだグルーピーたちがシャワーを浴びている根岸の影をカーテン越しに目撃し、本物の巨大なデスペニスを見たと思い込んでしまう。 悪い恋人 前述のアサトに罵倒された事件で自棄を起こした根岸が、学生時代に書いたポップソング『甘い恋人』を酩酊状態で改変して作った曲。社長が「ビチョ濡れの名曲(ラブソング)」と評した。アルバム『魔界遊戯』のラストナンバー。甘い恋人:「朝目が覚めるとキミがいて、チーズタルト焼いてたさ」「さあ出かけよう、オシャレして町にさ」 悪い恋人:「朝目覚めるとキミがいて、俺の両親焼いてたさ」「さあ出かけよう、オシャレども殺りにさ」 スラッシュキラー アルバム『魔界遊戯』用の新曲で、アルバムには6曲目に収録。『魔界遊戯』インストアイベントでは生歌で披露された。 マッドモンスター 何でも食らう怪物を歌った曲で、デズムとの対決では糞便まで食らう悪食ぶりを披露。アルバム『魔界遊戯』では3曲目に収録。 ヘルズ・コロシアム アルバム『魔界遊戯』のオープニングナンバー。バー「サンズ・オブ・サタン」でクラウザーが店主にCDをかけさせた時に流れた。「我思う、ゆえに我あり」をもじった歌詞が特徴。 デスヴァギナ アルバム『魔界遊戯』の9曲目に収録。『デスペニス』との関連性は無い。作中では仙台ライブで演奏された。 アルバム『魔界遊戯』の曲順は以下の通り。 ヘルズ・コロシアム SATSUGAI マッドモンスター あの娘をレイプ 11rps(1秒間に11回レイプ発言バージョン) デスペニス スラッシュキラー グロテスク 恨みはらさでおくべきか デスヴァギナ 魔王 メス豚交響曲 悪い恋人
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