へんせい

実用日本語表現辞典

偏性

読み方：へんせい

偏った性質や特徴などを意味する表現。

（2013年5月7日更新）

デジタル大辞泉

へん‐せい【偏性】

読み方：へんせい

かたよった性質。

「薬—ならざれば、毒を攻るに足らざる」〈榊原芳野編・文芸類纂〉

へん‐せい【変性】

読み方：へんせい

［名］(スル)

１ 性質などが変わること。また、その変わった性質。

「倫理の情は度々の経験を積んで—せる私利心なり」〈田口・日本開化小史〉

２ たんぱく質のアミノ酸配列はそのままで、立体構造が変化すること。熱などの物理的あるいは化学的刺激によって起こり、ふつう生物的な活性は低下する。また、核酸の二本鎖の水素結合が切れ、一本鎖になること。

３ 細胞の代謝障害によって、異常物質が産生されたり形態的に変化したりすること。

へん‐せい【変成】

読み方：へんせい

［名］(スル)形が変わってでき上がること。形を変えてつくること。また、物質の相4が変わること。

へん‐せい【変生】

読み方：へんせい

⇒へんじょう（変生）

へん‐せい【編制】

読み方：へんせい

［名］(スル)個々別々のものを集めて団体を組織すること。特に、軍隊を組織すること。「大隊を—する」

へん‐せい【編成】

読み方：へんせい

［名］(スル)個々のものを集めて組織的なまとまりとすること。「番組を—する」「予算—」「十両—の列車」

へん‐せい【編製】

読み方：へんせい

［名］(スル)戸籍などを新しくつくること。「婚姻により新戸籍を—する」

日本酒用語集

変性（へんせい）

性質が異常に変ること。蛋白質の変性。

Wiktionary日本語版（日本語カテゴリ）

へんせい

出典:『Wiktionary』 (2021/08/13 02:32 UTC 版)

同音異義語

へんせい

• 【変声】声変わり。
• 【変性】性質が変わること。
• 【変生】別の姿に生まれ変わること。
• 【変成】異常な性質に変わること。
• 【編成】個々のものを集めて、組織のある一つのものにまとめあげること。
• 【編制】個別のものをまとめて、組織すること。
• 【編製】形式を整えて一覧する事ができるようにすること。
• 【偏性】偏った性質。
• 【鞭声】鞭（むち）の音。