ようへん‐せい〔エウヘン‐〕【揺変性】
読み方:ようへんせい
チキソトロピー
(揺変性 から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/27 17:12 UTC 版)
チキソトロピー(英語:thixotropy)は、ゲルのような塑性固体とゾルのような非ニュートン液体の中間的な物質が示す性質で、粘度が時間経過とともに変化するものである[1]。シキソトロピーとも呼称される。具体的には、剪断応力を受け続けると粘度が次第に低下し液状になる[1]。また静止すると粘度が次第に上昇し最終的に固体状になる[1]。剪断速度が急に変化した場合には、粘度が一定値に安定するのに時間がかかる。
- ^ a b c d e f g “αGEL|技術用語集(チキソトロピー)”. taica.co.jp. 2020年4月13日閲覧。
- ^ “文系でもわかるレオロジー | かくはん塾 - プライミクス株式会社”. www.primix.jp. 2020年4月13日閲覧。
- ^ “ボールサイン|商品の特長”. www.craypas.co.jp. サクラクレパス. 2020年4月13日閲覧。
- 1 チキソトロピーとは
- 2 チキソトロピーの概要
揺変性
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/10/04 23:30 UTC 版)
グリースのずり流動化の程度は剪断速度のみで一意に決まらず、荷重がかかる時間も関与する。例えば軸の回転速度を一定にして回転を続けたとき、軸と軸受けの間を満たすグリースの粘度は一定でない。時間経過とともに粘度は減少する。この性質を揺変性(チクソトロピー)という。揺変性は、グリースのゾル状態は時間とともに段階的に進行することに由来する。荷重の間に時間経過とともに増稠剤繊維の分離と方位性配列は進行する。
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揺変性と同じ種類の言葉
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