チキソトロピーとは? わかりやすく解説

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チキソトロピー【(ドイツ)Thixotropie】

読み方:ちきそとろぴー

コロイド溶液などで、ゲルかきまぜる流動性ゾル変わり放置しておくと再びゲルに戻る性質身近なものの中では、ヨーグルトペンキ塗料などが示す。揺変性(ようへんせい)。チキソ性チクソトロピー


チキソトロピー

【英】thixotropy

分散系時間依存性一種で,せん断を受けると時間とともに軟化する静止するともとに戻る性質このような特性をもつ流体チキソトロピー流体といい,グリース乳化油,ペイントなどがある。
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チキソトロピー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/27 17:12 UTC 版)

チキソトロピー英語:thixotropy)は、ゲルのような塑性固体ゾルのような非ニュートン液体の中間的な物質が示す性質で、粘度時間経過とともに変化するものである[1]シキソトロピーとも呼称される。具体的には、剪断応力を受け続けると粘度が次第に低下し液状になる[1]。また静止すると粘度が次第に上昇し最終的に固体状になる[1]。剪断速度が急に変化した場合には、粘度が一定値に安定するのに時間がかかる。


  1. ^ a b c d e f g αGEL|技術用語集(チキソトロピー)”. taica.co.jp. 2020年4月13日閲覧。
  2. ^ 文系でもわかるレオロジー | かくはん塾 - プライミクス株式会社”. www.primix.jp. 2020年4月13日閲覧。
  3. ^ ボールサイン|商品の特長”. www.craypas.co.jp. サクラクレパス. 2020年4月13日閲覧。


「チキソトロピー」の続きの解説一覧

チキソトロピー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/07 19:27 UTC 版)

モンモリロン石」の記事における「チキソトロピー」の解説

力を加えると軟らかくなり、しばらくすると少し固くなる。この特徴ゲルインクボールペンなどに応用されていて、書くときは軟らかく書いた後にそこに留まってくれるという特徴がある。

※この「チキソトロピー」の解説は、「モンモリロン石」の解説の一部です。
「チキソトロピー」を含む「モンモリロン石」の記事については、「モンモリロン石」の概要を参照ください。


チキソトロピー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/28 08:24 UTC 版)

ゲル」の記事における「チキソトロピー」の解説

チキソトロピー (thixotropy) は、分散系溶液の状態が応力に対してゾルゲルとの間で入れ替わることで表れる現象で、ゲル化しやすい分散系溶液見られる現象である。応力の無い状態においてはゲルの状態にあり流動性示さない。 しかし、外力が加わるとゲル構造分子間力一部あるいは全部破壊されるため、ゾル状態となるため流動性復元するまた、外力作用しなくなるとゲル構造再生され流動性を失う。

※この「チキソトロピー」の解説は、「ゲル」の解説の一部です。
「チキソトロピー」を含む「ゲル」の記事については、「ゲル」の概要を参照ください。

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