じり

デジタル大辞泉

じ‐り【事理】

読み方：じり

１ 事の筋道。道理。「—明白」

２ 仏語。事と理。すなわち、外相(げそう)である相対的差別の現象と、その本体である絶対平等の真理。

じ‐り【自利】

読み方：じり

１ 自分の利益。

２ 仏語。自力の修行によってその功徳・利益を自分一人で受け取ること。

世界宗教用語大事典

じり 【事理】

仏教用語。事は事相で様様の現象のこと、理は理性で共通的な真理（原理）をいう。事は万法（差別）、理は真如（平等）ということになる。仏教ではこの両者をどのような関係に見るかで、種々の説があり、宗派が分かれたりもしている。

Wiktionary日本語版（日本語カテゴリ）

じり

出典:『Wiktionary』 (2021/08/13 02:46 UTC 版)

名詞

じり 【海霧】

1. 北海道の夏に発生する海上の濃い霧（きり）。

同音異義語

じり

• 【事理】事（こと）と理（ことわり）。
• 【自利】自分の利益。
• 【地利】地の利。

Weblio日本語例文用例辞書

「じり」の例文・使い方・用例・文例

• その会社の計算書の帳じりが合わなかった
• その警官は犯人にじりじりと近づいていった
• 彼女の髪は白髪混じりになった
• 演者をやじり倒す
• 英語を少しずつ聞きかじりで覚えている
• 父の休日の趣味の1つは庭いじりです
• 彼の講義は冗談交じりでおもしろかった
• 彼は枝からリンゴをねじり取った
• その口から、思わず溜息混じりの感嘆の声が漏れる
• 彼がステージに登場すると、観客はやじり口笛を吹いた。
• 彼があのばつの悪いしくじりから立ち直るには時間が必要だ。
• ねじり紙の点灯用具がブリキのケースに入っていた。
• この木はその地域にちりじりに生えている。
• 彼女の理論は、なまかじりの知識に基づいたものだとすぐに分かった。
• 彼は丸眼鏡をかけていて、白髪混じりの顎鬚を生やしている。
• 私たちは同じりんごを見ています。
• それは文化が混じり合ってできている。
• 石混じりの道路上にトラックが見える。
• 油と水は混じり合わない。
• 父の髪は白髪交じりになった。