ごうせかいこうれーだーとは? わかりやすく解説

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合成開口レーダー

読み方: ごうせかいこうれーだー
【英】: synthetic aperture radar
略語: SAR

航空機または衛星から地表情報映像として得るリモート・センシング一つの手段で、大気による減衰少なマイクロ波波長約 1 ~ 30cm )を利用し、自ら電波発信し対象物地表)からの反射波受信して画像を得るアクティブ能動型センサー代表的なものである。電波斜めに発射し地表面物質の種類表面粗さで変わる反射波から地表に関する情報取り出すサイド・ルッキング・レーダー(SLAR)の一種であるが、航空機または衛星飛行につれて、ある区間わたって得られる信号重ね合わせるsynthetic)ことによって分解能向上に有効な仮想アンテナ長(開口長)を大きくする方式のものである地質情報取得目的とする SAR波長 30cm 程度L バンド波長 3cm 程度X バンドなどが用いられている。対象地域地質構造情報を得るためには異な照射角度異な照射方向データを得る必要があるが、このレーダー・センサーによればMSS などの光学的センサー異なり透過して画像得られるという特質があり、熱帯地域画像収集威力発揮しいくつかの地域成功している。



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