かみこうち〔かみカウチ〕【上高地】
上高地
名称: | 上高地 |
ふりがな: | かみこうち |
種別: | 特別名勝 |
種別2: | 特別天然記念物 |
都道府県: | 長野県 |
市区町村: | 松本市 |
管理団体: | |
指定年月日: | 1928.03.24(昭和3.03.24) |
指定基準: | 名6, 天保区 |
特別指定年月日: | 昭和27.03.29 |
追加指定年月日: | |
解説文: | 飛騨山脈の重疊たる諸岳の間に介在する一盆地であって、梓川の溪流が明神池、田代池及び大正池をつらねてその中央を流れる。両岸山腹は密林に覆われ、高山植物の種類に富む。溪流に沿い多数の樹木繁茂し、殊にケショウヤナギの群落がある。湖沼には水生植物・濕原植物の群落があり特異の景観を呈する。 北に穂高、西穂高の両山、南に六百山、西に燒嶽、東に長塀山等、環列する諸峯は峽谷の景致をして豪宕荘巖の気あらしめ、独特の景観を創っている。 飛騨山脈ノ高巒重疊スル間ニ介在スル一盆地ニシテ梓川ノ溪流ハ其ノ中央ヲ流レ明神池田代池大正池ノ湖沼ハ透徹ノ水ヲ其ノ中ニ■エ溪谷ノ兩岸山腹ハ密林ヲ以テ蔽ハレ又高山植物ノ種類ニ富メリ溪流ニ沿ヘル所ニハ多數ノ樹木繁茂シ殊ニけしやうやなぎノ群落アリ湖沼ニハ水生植物濕原植物ノ群落アリテ特異ノ景顴ヲ呈セリ本地域ハ又多數ノ鳥類ノ蕃殖地トシテ知ラレ就中まがもノ蕃殖殊に著シ 南面セル穗高前穗高兩山ハ六百山ト相對シテ硫黄山ヲ西ニ長塀山ヲ東ニ環列セシメ諸高峰ノ雄姿ハ峽谷ノ景致ヲシテ一種豪宕莊嚴ノ感アラシメ林中湖上白骨状ヲ呈セル枯木ノ兀立スルモノ極メテ多キハ他ニ比類罕ナル所ニ屬シ寧ロ■ノ觀ヲ呈セシムルモノアリ偉大ナル天然ニ接觸スルコトヲ得ヘキ一標本地トシテ近年其ノ名人口ニ膾炙セラル |
上垣内
姓 | 読み方 |
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上垣内 | かみこうち |
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