『宇宙戦隊キュウレンジャーVSスペース・スクワッド』
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『宇宙戦隊キュウレンジャーVSスペース・スクワッド』
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「スペース・スクワッド」の記事における「『宇宙戦隊キュウレンジャーVSスペース・スクワッド』」の解説
2018年6月30日劇場公開。同年8月8日BD/DVD発売。東映ビデオが2018年に立ち上げたVシネマレーベル「Vシネクスト」の第1弾。スーパー戦隊シリーズの『宇宙戦隊キュウレンジャー』がメインとなっており、同作品の最終話から4年後を舞台に、キュウレンジャー同士の対立が描かれる。本編時間は65分。 スペース・スクワッドからは撃(ギャバンtype-G)と、舟(シャイダー)に加え、新たなジライヤ=天城闘真が初登場。敵勢力では宇宙忍デモスト、メレ、十臓、バスコ、エスケイプなど、過去のメタルヒーローシリーズやスーパー戦隊シリーズに登場した敵キャラクターが登場する。また、広瀬仁美、高山侑子、出合正幸ら過去の東映特撮出演者もゲスト出演している。 撃がゲスト登場した『キュウレンジャー』Space.18も踏まえた内容となっており、回想シーンとして同話の映像が用いられているほか、セリフなども踏襲している。 制作経緯 本作品は、現行の戦隊と過去の戦隊の共演を描くスーパー戦隊VSシリーズと最終回後の後日談を描く帰ってきたシリーズを一本化した作品として企画された。監督の坂本浩一はVシネマ『宇宙戦隊キュウレンジャー Episode of スティンガー』の後に東映プロデューサーの望月卓から『キュウレンジャー』への参加を打診されていたが、その時点では『VSシリーズ』か『帰ってきたシリーズ』を担当するという話だったと証言している。プロデューサーの望月は、「坂本浩一=アクション」というイメージを崩したかったため、坂本がアクションだけではないというのを視聴者に改めて感じてほしいと思ったことから、激しいアクションは山場に凝縮して、そこに向けてのドラマを盛り上げていくものとなった。 例年通りの新戦隊VS旧戦隊(『動物戦隊ジュウオウジャー』)とのVS作品は、キャストのスケジュールや諸事情で別に企画することになったことから、作品内容は新たなVSシリーズの方向性として、『キュウレンジャー』単体の企画として『キュウレンジャー』本編では描かれなかった「ラッキーVSツルギ」というキュウレンジャー同士の対立と、過去の戦隊に登場したヴィランの復活を軸として立ち上げられたが、「戦隊VS戦隊」という構図が発売時点での現行作品『快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー』と内容が重複することや、新ブランドとしての話題性が必要だったことから、「東映版アベンジャーズ」とも言えるスペース・スクワッドの要素が加えられた。この段階でヴィランズの要素を外すことも検討されたが、坂本の要望によって残されることとなった。 前述のように続編展開を考慮した結果、キュウレンジャーとスペース・スクワッドの対立という画ではなく、当初から構想していたキュウレンジャー同士の対立に、スペース・スクワッドが介入するくらいのバランスがいいと思い、『キュウレンジャー』Space.18とは逆にスペース・スクワッドがキュウレンジャーの宇宙に来る話ということとなった。本作品は「未来を描く話」にしたかったため、過去との因縁が強いキャラが多いキュウレンジャーの中で、年齢が若く、これからどう生きるかという立場で、『キュウレンジャー』のメイン視聴者であった子供たちと目線が近いキャラクターであるハミィを中心に置くものとなった。 『フィギュア王』での白倉伸一郎のインタビュー[要文献特定詳細情報]によれば、以前のような映画として制作しなくなったのは宣伝部門がオーバーキャパシティになっているとのことである。
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