アナフィラキシーとは? わかりやすく解説

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アナフィラキシー【anaphylaxis】

読み方:あなふぃらきしー

防御消失した状態の意》アレルギーのうちで、特に症状激しいもの。薬物ショックなど。


アナフィラキシー

作者幅茂

収載図書フーコー短編小説傑作選 11
出版社フーコー
刊行年月2002.12


アナフィラキシー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/03 07:00 UTC 版)

アナフィラキシー: anaphylaxis)とは、原因物質(抗原)により感作される準備期間の後、その原因物質が再び生体に接触することで引き起こされる免疫学的機序による全身的なアレルギー反応[1]


  1. ^ a b 桑鶴良平 監修『知っておきたい造影剤の副作用ハンドブック』ピラールプレス、2010年、15頁。 
  2. ^  『World Allergy Organization Guidelines for the Assessmentand Management of Anaphylaxis(WAO Journal2011; 4:13–37)』、 F. Estelle, R. Simons, Ledit R. F. Ardusso, M. Veatrice Bilo, Yehia M. El-Gamal, Dennis K. Ledford, Johannes Ring, Mario Sanchez-Borges, Gian Enrico Senna, Aziz Sheikh, Bernard Y. Thong, 海老澤元宏, 伊藤浩明, 岡本美孝, 塩原哲夫, 谷口正実, 永田真, 平田博国, 山口正雄, Ruby Pawankar「アナフィラキシーの評価および管理に関する世界アレルギー機構ガイドライン」『アレルギー』第62巻第11号、日本アレルギー学会、2013年、1464-1500頁、doi:10.15036/arerugi.62.1464ISSN 0021-4884NAID 110009684958 
  3. ^ Anaphylaxis”. Health. AllRefer.com (2002年1月17日). 2007年2月20日時点のオリジナルよりアーカイブ。2007年1月29日閲覧。
  4. ^ a b c d e f g アナフィラキシーガイドライン (PDF)  2014年11月 日本アレルギー学会
  5. ^ 桑鶴良平 監修『知っておきたい造影剤の副作用ハンドブック』ピラールプレス、2010年、25頁。 
  6. ^ a b c (PDF) 緊急時(アナフィラキシー)の対応. 群馬県. http://www.pref.gunma.jp/contents/000257107.pdf 
  7. ^ a b 桑鶴良平 監修『知っておきたい造影剤の副作用ハンドブック』ピラールプレス、2010年、23頁。 
  8. ^ 注射剤によるアナフィラキシーに係る死亡事例の分析 医療事故の再発防止に向けた提言第 3 号”. 医療事故調査・支援センター一般社団法人 日本医療安全調査機構. 2019年3月8日閲覧。
  9. ^ エピペン注射液 マイラン製薬
  10. ^ β遮断薬内服中のため治療に難渋した造影剤アナフィラキシーショックによる心肺停止に対してグルカゴン投与で救命できた1例」『仙台市立病院医誌』35, 62-65, 2015.
  11. ^ 馬屋原拓, 片山智博, 松浦一義, 井上美奈子「β遮断薬内服患者のアドレナリン抵抗性アナフィラキシーショックにグルカゴンが有効であった一例」『日本集中治療医学会雑誌』第28巻第2号、日本集中治療医学会、2021年、126-127頁、doi:10.3918/jsicm.28_126ISSN 1340-7988NAID 130007993145 
  12. ^ アナフィラキシーガイドライン”. 2021年8月10日閲覧。


「アナフィラキシー」の続きの解説一覧

アナフィラキシー(薬物過敏症等)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/30 21:22 UTC 版)

ショック」の記事における「アナフィラキシー(薬物過敏症等)」の解説

「アナフィラキシー」も参照 I型アレルギー反応一つ外来抗原対す過剰な免疫応答原因で、好塩基球表面IgEアレルゲン結合して血小板凝固因子全身放出され毛細血管拡張引き起こすためにショック陥るハチ毒、食物薬物等が原因となることが多い。アナフィラキシーの症状としては全身性の蕁麻疹と以下のABCD喉頭浮腫喘鳴ショック下痢腹痛)のうちどれかがある。特に後咽頭浮腫口蓋垂浮腫、喉の締め付け感、嗄声存在がある場合進行する可能性が高い。全身蕁麻疹以外の下記症状認められたら速やかなアドレナリンの投与が必要である。 蕁麻疹以外の症状代表的な症状A (air way) 喉頭浮腫 B (breathing) 喘息 C (circulation) ショック D (diarrhea) 下痢腹痛

※この「アナフィラキシー(薬物過敏症等)」の解説は、「ショック」の解説の一部です。
「アナフィラキシー(薬物過敏症等)」を含む「ショック」の記事については、「ショック」の概要を参照ください。

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