AIR-EDGE 概説

AIR-EDGE

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/03/31 09:16 UTC 版)

概説

このサービスを開始するにあたり、当時PHSサービスを提供していた他の事業者(ドコモPHSアステル)とは異なり、基地局にオンラインで小規模な改良を加えるだけで済んだため、サービス開始当初から、現ワイモバイルのPHS (H") が利用できるほぼ全国のエリアで利用できた。移動体通信での定額データ通信サービスに先鞭をつけ、2004年に当時のウィルコムが世界に先駆けて導入した音声通話用端末でのフルブラウザ定額制も本サービス無くしては実現し得なかったものであり、2005年音声通話定額制の導入と共に音声端末での契約が激減していた同社が復権する原動力となった。他方、基地局への新プログラムを追加していく過程で、メモリ容量を確保するため、需要のなくなった古いサービスのプログラムは一部、削除された。

エアーエッジが利用できる端末には、PCカードCFカードなどの形状をしたデータ通信専用の端末と、音声通話用の端末でエアーエッジに対応したものがある。前者には、PCPDAによる音声通話可能なものもある。後者は、当初の機種は専用ケーブルでPC等と接続した場合にしかエアーエッジは利用できなかったが、2003年4月に端末でのメールやネット閲覧による通信もエアーエッジで行うようにした「AIR-EDGE PHONE(エアーエッジフォン)」が登場した。また、エアーエッジをモジュールとしてPCなどに内蔵した「AIR-EDGE IN(エアーエッジイン)」というものも存在するほか、法人向けのテレメトリングにも用いられている。

基本的なターゲットは屋外でノートパソコンやPDAなどを用いたモバイル通信を行なうユーザーで、人口カバー率99%以上というウィルコムの完成されたエリアを重視する層であった。他方、エリアの面展開は出来ないがより高速な通信が必要で、スポット的に喫茶店などで使えればよいという当時のユーザーには無線LAN(WiFi)という別の選択肢があり、ウィルコム自身が無線LANサービスのオプションを提供していた。

2005年2月2日の、DDIポケットがウィルコムへ社名変更した際、エアーエッジの表記も「AirH"」から「AIR-EDGE」へ変更された。


  1. ^ 旧提供会社はそれぞれ、DDIポケット⇒ウィルコムワイモバイル及びウィルコム沖縄
  2. ^ https://k-tai.watch.impress.co.jp/docs/news/1055943.html
  3. ^ 株式会社インプレス (2021年2月1日). “[特集:ケータイ Watch20周年 【今日は何の日?】ウィルコムが誕生した日]”. ケータイ Watch. 2021年2月1日閲覧。
  4. ^ ワイモバイルのPHS、23年3月末で完全終了”. 2019年5月1日閲覧。
  5. ^ a b c 「W-OAM時」とは、W-OAM対応端末によりW-OAM対応基地局と通信した場合を示す。
  6. ^ 「W-OAM typeG時」とは、W-OAM typeG対応端末によりW-OAM対応基地局と通信した場合を示す。
  7. ^ a b c d e f g h 高い方の速度は基地局回線のIP化後のもの。
  8. ^ つなぎ放題コースでの音声通話料金
  9. ^ 新ウィルコム定額プラン
  10. ^ [1]
  11. ^ [2] [3]
  12. ^ http://www.willcom-inc.com/ja/corporate/press/2007/04/11/index_01.html
  13. ^ 京セラ、「京ぽん」を商標出願していた”. ITmedia Mobile. 2020年4月30日閲覧。
  14. ^ 京セラ、「京ぽん」を商標登録出願”. k-tai.watch.impress.co.jp. 2020年4月30日閲覧。





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