黄精飴 黄精飴の概要

黄精飴

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/20 01:00 UTC 版)

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アマドコロの地下茎を煎じたものは黄褐色をしており、漢方薬に用いる生薬黄精(オウセイ)中国語版と同じ不老長寿の効能があるとされた[2]

黄精飴は、これと砂糖もち米と混ぜて、長方形に切って和紙包装する[2]盛岡藩では黄精飴も同様に薬効があると信じられ重宝されていた[1][2]

1853年嘉永6年)には、重吉という男が盛岡で「不老長寿 黄精飴」の看板を掲げていたという記録があり、長沢屋の創業とされる[4]

関連項目

外部リンク


  1. ^ a b 『るるぶ岩手 平泉 盛岡 八幡平’15~’16』JTBパブリッシング、2015年、29頁。ISBN 9784533102103
  2. ^ a b c d 奥山益朗(編)『和菓子の辞典』東京堂出版、1983年、57頁。
  3. ^ 依田千百子『朝鮮の祭儀と食文化: 日本とのかかわりを探る』勉誠出版、2007年、218-219頁。ISBN 978-4585031567
  4. ^ 日本大百科全書』第3巻、小学館、1985年、820頁。


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