長谷川億名 長谷川億名の概要

長谷川億名

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/19 00:11 UTC 版)

はせがわよくな
長谷川億名
別名義 Yokna Patofa
生年月日 1985年9月29日年
出生地 栃木県 那須塩原市
民族 ハプログループG
活動期間 2000年代
活動内容 ブログSF映画意識の流れ
公式サイト https://yoknahasegawa.com, https://www.centralgame.org
主な作品
イリュミナシオン、デュアル・シティ
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経歴

栃木県那須塩原市生まれ。

中学時代、ハーモニー・コリンの映画「ガンモ」を再生したテレビ画面を、ホームビデオカメラで撮影したことをきっかけに、映像を作り始める。

2006年頃よりウィリアム・フォークナーヨクナパトーファ・サーガからとった、Yokna Patofa名義で作品を発表。インターネット上で国内外のアーティストと交流し、公式、非公式に映像制作を始める。2010年頃より、フィルムカメラによる写真撮影も始める。

2012年、この頃出会ったKID FRESINOを主演に、「日本零年三部作」を着想。2014年、ガジェットを使用しない思考実験SFである、「イリュミナシオン」を完成させる。 また、映画制作の際、日本風の名前で活動するため、国民的な漫画家・長谷川町子の姓とヨクナという愛称を組み合わせ、「長谷川億名」という名義を新たに作る。

2015年、長編作品「デュアル・シティ」を監督。第15回ニッポン・コネクションにおいてニッポン・ヴィジョンズ審査員特別賞を受賞[1]、SCI-FI LONDON FILM FESTIVAL[2]、BOSTON SCI-FI FILM FESTIVAL、ほか、シドニー、サンティアゴなど各国の映画祭で上映され、日本映画としては珍しい本格的なSFへのアプローチが高く評価される。[3]

2017年、第9回恵比寿映像祭において、日本零年シリーズの特集上映が行われる。

2019年、第69回ベルリン国際映画祭タレント部門に監督として招待。

2020年、飛鳥時代伝承「海女の玉取り物語」に登場する海女と、葛飾北斎による江戸時代春画蛸と海女」の海女を同一人物として解釈した短編映画「海女の珠取り物語 -北斎の海女と蛸に基づいて The Pearl Diver's Tale - After Hokusai's Ama to Tako」を監督。ダンサー振付家の奥野美和、詩人のShin Yu Paiとコラボレーションを行う。新型コロナウィルス感染症流行の影響でオンライン開催された NorthWest Film Forum のCadence 2020にて特別賞となる "Wild Card" Honorable mention awardを受賞。

同年、モントリオールのシアター・カンパニー Infrarouge演出家、マリー・ブラッサール(Marie Brassard)の新作舞台、"Violence"のドラマトゥルクを務めることを発表。FTA (Festival TransAmériques)での上演を皮切りにスタートする予定であったワールドツアーもまた、2021年以降に延期された。[4]

特徴




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