色川武大
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著作
色川武大名義
- 『怪しい来客簿』(話の特集 1977年7月)のち角川文庫、文春文庫
- 『離婚』(文藝春秋 1978年11月)のち文庫
- 『ぼうふら漂遊記』(新潮社 1979年3月)のち文庫
- 『生家へ』(中央公論社 1979年7月)のち文庫、講談社文芸文庫
- 『小説阿佐田哲也』(角川書店 1979年11月)のち文庫
- 『無職無宿虫の息』(講談社 1980年7月)のち文庫
- 『花のさかりは地下道で』(文藝春秋 1981年6月)のち文庫
- 『百』(新潮社 1982年10月)のち文庫
- 『恐婚』(文藝春秋 1984年3月)のち文庫
- 『うらおもて人生録』(毎日新聞社 1984年11月)のち新潮文庫
- 『喰いたい放題』(潮出版社 1984年11月)のち集英社文庫、光文社文庫
- 『遠景・雀・復活』(福武書店 1986年2月)『虫喰仙次』文庫、原題で講談社文芸文庫
- 『寄席放浪記』(広済堂出版 1986年10月)のち河出文庫
- 『あちゃらかぱいッ』(文藝春秋 1987年11月)のち文庫、河出文庫
- 『街は気まぐれヘソまがり』(徳間書店 1987年11月)ISBN 4-19-123557-5
- 『唄えば天国ジャズソング 命から二番目に大事な歌』(ミュージック・マガジン 1987年5月)のちちくま文庫
- 『狂人日記』(福武書店 1988年10月)のち文庫、講談社文芸文庫
- 長部日出雄、村松友視、和田誠共著『戦後史グラフィティ』(話の特集 1989年8月)
- 『色川武大の御家庭映画館 映画ビデオ・ガイドブック』(双葉社 1989年7月)
- 『引越貧乏』(新潮社 1989年7月)のち文庫
- 『虫けら太平記』(文藝春秋 1989年7月)のち文庫
- 『なつかしい芸人たち』(新潮社 1989年9月)のち文庫
- 『明日泣く』(実業之日本社 1989年11月)のち講談社文庫
- 『ばれてもともと』(文藝春秋 1989年12月) ISBN 4-16-343900-5
- 『私の旧約聖書』(中公文庫 1991年9月)
- 『色川武大 阿佐田哲也全集』(全16巻、福武書店 1991年~1993年)
- 色川武大著、阿佐田哲也著、大庭萱朗編 『色川武大・阿佐田哲也エッセイズ1 放浪』(筑摩書房,ちくま文庫,2003年)ISBN 9784480038562
- 色川武大著、阿佐田哲也著、大庭萱朗編 『色川武大・阿佐田哲也エッセイズ2 芸能』(筑摩書房,ちくま文庫,2003年)ISBN 9784480038579
- 色川武大著、阿佐田哲也著、大庭萱朗編 『色川武大・阿佐田哲也エッセイズ3 交遊』(筑摩書房,ちくま文庫,2003年)ISBN 9784480038586
- 『いずれ我が身も』(中央公論新社 2004年3月)のち文庫
- 『映画放浪記 大人の映画館』(キネマ旬報社 2006年)ISBN 9784873762678「色川武大の御家庭映画館」の改題
- 『色川武大 (ちくま日本文学 30)』(ちくま文庫 2008年)
- 『色川武大 (昭和の短篇一人一冊集成)』(結城信孝編、未知谷、2008年)
- 『小さな部屋・明日泣く』 (講談社文芸文庫 2011年)
- 『戦争育ちの放埓病』(幻戯書房:銀河叢書 2017年)
阿佐田哲也名義
- 『麻雀の推理:サラリーマン麻雀実戦訓』(双葉社,1969年)
- 『牌の魔術師:雀豪列伝』(報知新聞社,1969年)ISBN 4-04-145968-0
- 『麻雀放浪記:青春編』(双葉社,1969年)ISBN 978-4-16-732304-2
- 『麻雀放浪記:風雲編』(双葉社,1970年)ISBN 978-4-16-732305-9
- 『天和無宿:雀豪列伝』(報知新聞社,1970年)
- 『雀鬼五十番勝負』 (双葉社,1971年)ISBN 4-04-145967-2
- 『阿佐田哲也のマージャン秘密教室:知りたがっている人だけに』(青春出版社,1971年)ISBN 4-413-08259-1
- 『麻雀放浪記:激闘編』(双葉社,1971年)ISBN 978-4-16-732306-6
- 『絵本・マージャンABC:女性初心者のための麻雀入門』(実業之日本社,1971年)
- 『麻雀放浪記:番外編』(双葉社,1972年)ISBN 978-4-16-732307-3
- 『阿佐田哲也のAクラス麻雀』(双葉社,1972年)ISBN 4-575-71012-1
- 阿佐田哲也、古川凱章著 『麻雀中級入門』(山海堂,1972年)ISBN 978-4381070159
- 『厩舎情報:馬券買いの観念を変える本』(日本文芸社,1972年)
- 『牌の魔術師』(双葉社,1973年)ISBN 4041459680
- 『ギャンブル党狼派』(双葉社,1973年)ISBN 4041459559
- 『ああ!!勝負師』(日本文芸社,1973年)ISBN 4041459575
- 『雀鬼くずれ』(双葉社,1974年)ISBN 4041459702
- 各界著名人50名著 『おれのマージャン:この打ち方で数年は勝てる』(青春出版社,1974年)
- 『小説・麻雀新選組』(双葉社,1974年)ISBN 4-575-50006-2
- 『清水港のギャンブラー』(双葉社,1975年)ISBN 4-04-145969-9
- 『麻雀狂時代』(双葉社,1978年)ISBN 4041459605
- 『東一局五十二本場』(双葉社,1978年)ISBN 4041459613
- 『ギャンブル人生論:らくではないよアウトロー』(けいせい出版,1980年)ISBN 4-04-145962-1
- 『新麻雀放浪記:申年生まれのフレンズ』(文藝春秋,1981年)ISBN 4-16-732301-X
- 『ぎゃんぶる百華』(角川書店,1981年)ISBN 4-04-145963-X
- 『ばいにんぶるーす:長編勝負師ロマン』(講談社,1982年)ISBN 978-4-09-408235-7
- 『無芸大食大睡眠』(双葉社,1983年)ISBN 4-08-749311-3
- 『これがオレの麻雀』(双葉社,1983年) ISBN 4-413-01125-2
- 『ドサ健ばくち地獄』(角川書店,1984年)ISBN 978-4041459645 ISBN 978-4041459652
- 『ばくち打ちの子守唄:長編ギャンブル小説』(双葉社,1986年)ISBN 4-575-50103-4
- 『阿佐田哲也のAクラス麻雀』(双葉社,1984年)ISBN 4-575-71012-1
- 『黄金の腕』(角川書店,1984年)ISBN 4-04-777401-4
- 阿佐田哲也編著 『競馬狂想曲:ターフによせたラブレター』(広済堂出版,1985年)ISBN 433165043X
- 『先天性極楽伝:痛快ユーモアピカレスク長編』(講談社,1985年)ISBN 978-4-09-408281-4
- 阿佐田哲也編著 『競輪痛快丸かじり:ギャンブルの帝王はジツに競輪だった!』(徳間書店,1986年) ISBN 4-19-173280-3
- 『次郎長放浪記』(中央公論社,1986年)ISBN 4-04-145969-9 「清水港のギャンブラー」の改題
- 『ヤバ市ヤバ町雀鬼伝:新麻雀小説』(講談社,1986年)ISBN 978-4-09-408250-0
- 『ヤバ市ヤバ町雀鬼伝新:麻雀小説2』(講談社,1987年)ISBN 978-4-09-408265-4
- 『阿佐田哲也の怪しい交遊録:My marvellous buddies』(実業之日本社,1988年)ISBN 4-08-749748-8
- 『阿佐田哲也の競輪教科書』(徳間書店,1989年)ISBN 978-4195537442
- 『Aクラス麻雀』(双葉社,1989年)ISBN 4-575-71012-1
- (上述「マージャン講座」をまとめた「麻雀の推理」1969年、「阿佐田哲也のAクラス麻雀」1984年の改題)
- 『外伝・麻雀放浪記』(双葉社,1989年)ISBN 4-575-50336-3
- 阿佐田哲也編著 『競馬狂想曲』(広済堂出版,1989年)ISBN 4-331-65043-X
- 『色川武大 阿佐田哲也全集1~16』(福武書店,1991年~1993年)
- 『阿佐田哲也の麻雀秘伝帳:裏を知りつくす書 強すぎる!ヤバすぎる!?負け知らず!』(青春出版社,1995年)ISBN 4-413-08259-1 「阿佐田哲也のマージャン秘密教室」の改題
- 『ギャンブル放浪記』(角川春樹事務所,2002年)ISBN 4-89456-115-8
- 『阿佐田哲也 麻雀小説自選集』(文藝春秋,2002年)ISBN 4-16-732303-6
- 『阿佐田哲也の麻雀秘伝帳:裏を知りつくす書』(青春出版社,2004年)ISBN 4-413-03448-1 「阿佐田哲也のマージャン秘密教室」の改題
- 阿佐田哲也著、結城信孝編 『天和をつくれ』(小学館,2007年)ISBN 978-4-09-408214-2
- 『ヤバ市ヤバ町雀鬼伝三〇〇分一本勝負』(小学館,2008年)ISBN 978-4-09-408250-0 1986年の改題
- 『ヤバ市ヤバ町雀鬼伝ゴールドラッシュ』(小学館,2008年)ISBN 9784094082654 1987年の改題
- 阿佐田哲也著、結城信孝編 『雀師流転』(小学館,2008年)ISBN 978-4-09-408301-9
- 阿佐田哲也著、結城信孝編 『これがオレの麻雀:麻雀名人戦自戦記』(小学館,2008年)ISBN 9784094083187
井上志摩夫名義(『井上志摩夫傑作時代小説集』全5巻)
- 『切腹』(双葉社,1997年11月) ISBN 4-575-23316-1
- 『人斬り』(双葉社,1997年11月)ISBN 4-575-23315-3
- 『名無しの恋兵衛』(双葉社,1997年11月)ISBN 4-575-23317-X
- 『巷説天保六花撰』(双葉社,1998年5月)ISBN 4-575-23345-5
- 『稲妻駕籠』(双葉社,1998年7月)ISBN 4-575-23352-8
- ^ a b “史上初の大調査 著名人100人が最後に頼った病院 あなたの病院選びは間違っていませんか”. 現代ビジネス (2011年8月17日). 2019年12月22日閲覧。
- ^ 飯沢匡『権力と笑のはざ間で』52頁
- ^ 『贈従五位色川三中翁略伝』湯本武比古、1920、p15-16
- ^ ただし、後年、夏堀が他の作家に「この人も『新日本文学』の会員ですよ」と紹介すると「いや、違う」と色川は否定したという。新日本文学会のイデオロギー臭を嫌っていたと思われる。
- ^ a b c 「『離婚』と直木賞」 『ばれてもともと』(ページ番号不詳)または『色川武大・阿佐田哲也エッセイズ 1』pp.350- 収録。
- ^ 色川によれば、本人は実物より魅力的な女性に書いたつもりであったのであるが、雑誌掲載後、夫人は、これでは登場人物が私の事だと思われてしまう、私のことをあんなにひどく書いて、などと色川に抗議し[5]、一時別居し離婚寸前の状態に陥った[5]。直木賞受賞後は、さらに夫人の不満は募ったという[5]。
- ^ 色川は過去20年の間で10回も引越しを行っていた。
- ^ 岩井寛『作家の臨終・墓碑事典』(東京堂出版、1997年)42頁
- ^ 『阿佐田さんと色川さんと』 和田 誠
- ^ 『ぎゃんぶる百華』参照。
- ^ 「雀鬼五十番勝負」などの作品に見られるように元々は「雀鬼」と呼ばれていたが、後にナンバーワン代打ちとして活躍する桜井章一を「雀鬼」と呼ぶことが一般的になったため、区別するために「雀聖」と呼ばれるようになった。[要出典]
- ^ 「麻雀新撰組 in the 70s'」『近代麻雀』第30巻第7号、竹書房、2008年3月、11から14ページ。
- ^ 『小説 阿佐田哲也』 pp.40-44
- ^ 当時の新日本麻雀連盟(2014年に日本スポーツ麻雀協会に名称変更)による開催。その後名称を変更し「麻雀王座決定戦」となり、2012年からは「統一チャンピオン決定大会」となっている。
- ^ 「阿佐田哲也の怪しい交友録」などのエッセイには、将棋界屈指の競輪狂として知られた芹沢博文をはじめとする将棋棋士の名が度々登場する。
- ^ 「九勝六敗を狙え-の章」、『うらおもて人生録』収録(ページ番号不詳)。『色川武大・阿佐田哲也エッセイズ1』 pp.48- に再録。
- ^ “「麻雀小説家も神と祀られる」神社の意外な実態”. 東洋経済オンライン (2021年1月25日). 2022年8月29日閲覧。
- ^ a b c 「節制しても50歩100歩」 『ばれてもともと』(1989年、ページ番号不詳) または『色川武大・阿佐田哲也エッセイズ 1』pp.72- 収録。
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