臨津江駅 臨津江駅の概要

臨津江駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/08/22 10:17 UTC 版)

臨津江駅
駅舎(2021年8月)
イムジンガン
Imjingang
K335 雲泉 (2.3 km)
(3.7 km) 都羅山 K337
所在地 京畿道坡州市文山邑臨津閣路115
駅番号 K336
所属事業者 韓国鉄道公社(KORAIL)
所属路線 首都圏電鉄京義・中央線
(正式には京義線
キロ程 52.3 km(ソウル起点)
駅構造 地上駅
ホーム 1面1線
開業年月日 2001年9月30日
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臨津江駅
各種表記
ハングル 임진강역
漢字 臨津江驛
発音 イムジンガンニョク
日本語読み: りんしんこうえき
英語表記: Imjingang Station
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京義・中央線の電車が乗り入れる。駅番号K336

概要

京義線再連結事業に基づいて文山 - 臨津江間開通と同時に営業を開始した。

現在、当駅を発着する列車は首都圏電鉄京義・中央線の当駅 - 文山間区間便のみとなっており、ソウル龍山方面は文山駅での乗り換えが必要である。

京義線の当駅 - 都羅山駅間は民間人出入統制区域であるため、都羅山駅へ向かう際は当駅で一旦降車し、入境手続き・保安検査を受ける必要がある。駅周辺には臨津閣があり、隣駅の都羅山駅と共に朝鮮分断の現実を肌で感じることができる駅である。

歴史

建て替え前の駅舎(2006年4月)

駅構造

単式ホーム1面1線の地上駅。ホームは中央で二分されており、ソウル側が京義・中央線電車の停車する高床ホームであり、ホームドアが設置されている。都羅山側は低床ホームであるが、現在使用する列車はない。その他、側線が1線ある。

京義・中央線乗り入れ前(電化前)はソウル方面発着専用ホームと、入境手続き・保安検査後の乗客が利用する都羅山駅方面出発専用ホームが分かれた構造であった。

駅名標にはソウル及び平壌の両駅名と、それぞれの駅への距離が表記されている。都羅山駅にも同様の駅名標が設置されている。

都羅山駅までの乗車方法

以下は、京義・中央線開業前の形態を示す。

ソウル方面から当駅に到着する全ての列車は、ソウル方面発着専用ホームに到着する。ここで全ての乗客は一度降車させられ、憲兵が車両内を確認する。厳重な監視の下、ドアを一旦閉めて車両のみ都羅山駅方面出発専用ホームに移動する。その列車には、手続きを終えた乗客が再乗車する。

民間人出入統制区域への入域手続
DMZ-train車内で、民間人出入統制区域へ入域のための出入申請書が配布される。都羅山駅と駅前の平和公園を観光するコース(無料)と、都羅山駅周辺の付近の観光(安保観光、有料)がセットになっているものがある。観光は午前と午後のそれぞれ指定された列車のみ可能であり、所定の定員を超えた場合は発売が中止される。また身分証(外国人の場合はパスポート)の持参が必須である。
都羅山方面乗車
職員、憲兵の案内に従ってホームに再入場する。乗車までに都羅山駅からの帰りの切符を購入しておく必要がある。往復乗車券、身分証、出入申請書を憲兵が確認する。この際、出入証を受け取る。保安検査(手荷物X線検査およびボディーチェック)を受ける。これらの検査が済むと、都羅山駅方面出発専用ホームに入場することができる。ソウル方面からの乗客が全員降車した列車が、憲兵の厳重な監視の下、ホームに進入し再度ドアが開いて乗車可能となる。
都羅山方面から到着時
都羅山方面から到着する列車は、ソウル方面発着専用ホームに到着し、乗客は降車の必要はなく、そのままソウル方面に向かう事になる。所持している出入証、観光証は、都羅山駅の改札にて憲兵または駅係員に返却するため、下車の際に必要はない。



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