神戸市立小磯記念美術館 概要

神戸市立小磯記念美術館

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/15 18:30 UTC 版)

概要

神戸市の名誉市民である洋画家小磯良平の遺族から神戸市に寄贈された2000点以上の作品及びアトリエ・所蔵図書等の展示・保存・調査研究と、氏の画業を顕彰することを目的として1992年に開館した。収蔵作品数(約2500点)、延床面積(約4000m2)は、ともに個人美術館としては全国屈指の規模である。中庭には、東灘区御影にあった小磯良平のアトリエが昭和24年竣工当時の状態に復元され移築されている。館内には3つの展示室以外に110型大画面でハイビジョン映像を鑑賞できるホールがあり、そこでは小磯良平や世界の名画を紹介する映像作品が常時上映されている。

沿革

小磯良平大賞展

国内最高賞金(1000万円)の公募展として知られている小磯良平大賞展は、トリエンナーレ形式で行われている。

主な所蔵品

  • 「自画像」(1926年) 小磯良平
  • 「着物の女」(1936年) 小磯良平
  • 「二人裸婦」(1949年) 小磯良平
  • 「働く人びと」(1953年) 小磯良平
  • 「リュートのある静物」(1966年) 小磯良平
  • 「マヌキャン」(1972年) 小磯良平
  • 「空間」(1951年) 西村元三朗

建物概要

  • 延床面積 3971.1m2
  • 展示室 1〜3
  • 小磯良平アトリエ(昭和24年当時)
  • ハイビジョンギャラリー
  • 図書コーナー
  • 絵画学習室
  • 喫茶室
  • ミュージアムショップ



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