猫娘 (ゲゲゲの鬼太郎) 他作品への登場

猫娘 (ゲゲゲの鬼太郎)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/16 02:44 UTC 版)

他作品への登場

原作者の水木しげるが直接手がけた事例ではないが、2017年の長編アニメーション『映画 妖怪ウォッチ シャドウサイド 鬼王の復活』では、鬼太郎や仲間たちと共に「コラボ出演」という形で登場した。原作漫画やアニメ一期に寄せたデザインで、短いおかっぱ頭に黄色いリボンを着用している。

演者

各種媒体にて猫娘を演じたのは以下の通り。

脚注

出典

  • 『鬼太郎大全集』は水木プロダクション刊行の電子書籍版『鬼太郎大全集』を指す。
  1. ^ 「ねこメージュ ニャニャニャ12号」『アニメージュ』2020年2月号、徳間書店、92頁、他
  2. ^ 水木しげる『水木しげる 鬼太郎大百科』小学館、2004年、49頁。ISBN 978-4-09-220322-8 
  3. ^ 『妖怪まんだら 水木しげるの世界』世界文化社、1997年、13頁。他多数。
  4. ^ a b c d e f g h i j k l m 『ねこ娘大全』名場面&秘蔵資料で振り返る「猫娘の歴史」より。文藝春秋電子書籍刊。2018年。他。
  5. ^ a b 佐々木卓 著、水木しげる監修 編『ゲゲゲの鬼太郎 謎全史』JTBパブリッシング、2002年、74-75頁。ISBN 978-4-533-04246-1 
  6. ^ 水木しげる『中公愛蔵版 ゲゲゲの鬼太郎』 4巻、中央公論社、2006年、507頁。ISBN 978-4-12-001721-6 
  7. ^ ほしの竜一 著、水木しげる原作 編『ゲゲゲの鬼太郎 妖怪千物語』 1巻、講談社〈ボンボンKC〉、2007年、16頁。ISBN 978-4-06-332073-2 
  8. ^ 『ゲゲゲの鬼太郎 妖怪千物語』 4巻、2007年、103頁。ISBN 978-4-06-332082-4 
  9. ^ 『鬼太郎大全集』 23巻、80-94頁。
  10. ^ 『鬼太郎大全集』 25巻、60頁。
  11. ^ 『鬼太郎大全集』 21巻。
  12. ^ 水木しげる『水木しげる 鬼太郎大百科』小学館、2004年、15頁。ISBN 978-4-09-220322-8 
  13. ^ 宇宙船 VOL26』10頁
  14. ^ 『ゲゲゲの鬼太郎 妖怪大事典』講談社〈ポケット百科〉、1985年。 
  15. ^ a b c d e f g h i j ゲゲゲの鬼太郎 DVD-BOX1 2007TVシリーズ SPECIAL BOOKLET 12ページ
  16. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q 田神健一・奥津圭介・中村亜津沙編 『アニメ版 ゲゲゲの鬼太郎 完全読本』 講談社、2006年、24-25頁。ISBN 4-062-13742-9
  17. ^ 『ゲゲゲの鬼太郎』講談社〈テレビマガジンデラックス〉、1986年。 
  18. ^ 『ゲゲゲの鬼太郎アニメ大百科』講談社〈ポケット百科〉、1986年。 他、公式監修関連書籍多数。
  19. ^ 郡司聡他 編「水木しげる作品に見る猫娘変遷史 猫娘メタモルフォーゼ」『』 vol.0024、角川書店〈カドカワムック〉、2008年、101頁。ISBN 978-4-04-883992-1 
  20. ^ 『ゲゲゲの鬼太郎公式ガイドブック』講談社〈コミックボンボンスペシャル〉、1996年。 
  21. ^ 『ゲゲゲの鬼太郎大百科』勁文社〈ケイブンシャの大百科〉、1996年。 他。猫娘の身長と体重は本作のみの設定で、本作における鬼太郎の身長と体重は公表されていない。
  22. ^ 『ねずみ男大全』名セリフ&秘蔵資料で振り返る「ねずみ男の歴史」より。文藝春秋電子書籍刊。2019年。他。
  23. ^ CDアルバム「ゲゲゲの鬼太郎~妖怪歌謡集(ベスト)~」のブックレット(2008年)、他、公式監修関連書籍多数。
  24. ^ 村上健司「第12回 世界妖怪会議 イベントレポート」『怪』 vol.0024、125頁。 
  25. ^ a b 『ねこ娘大全』名場面で振り返る鬼太郎ファミリーとねこ娘の大活躍「1~26話ハイライト集」より。文藝春秋電子書籍刊。2018年。他。
  26. ^ 『アニメージュ』2018年9月号(徳間書店)の特集「ゲゲゲの鬼太郎 ねこ娘が最強である6つの理由」で紹介された公式設定資料には、それぞれの瞳の状態に「昼モード」「夜モード」と名付けられている
  27. ^ アニメ6期30話
  28. ^ https://www.animatetimes.com/news/details.php?id=1526618588
  29. ^ 「ゲゲゲの鬼太郎」新ねこ娘の身長が話題に 背景のレンガから身長算出を試みるファンも 東映「ねこ娘の身長は……」”. ねとらぼ. アイティメディア (2018年4月16日). 2018年7月18日閲覧。他、多数。頭身とスタイルデザインのモデルとなった菜々緒の公表サイズは身長 / 172 cm・体重 / 49 kgだが、猫娘はサイズまで公表されておらず、スタッフの回答は「みなさんの理想の身長(及び体重やスリーサイズなども)でスタイリッシュ」との事。
  30. ^ 「第41回アニメグランプリ」『アニメージュ』2019年8月号、徳間書店、30頁。
  31. ^ 『映画 妖怪ウォッチ シャドウサイド 鬼王の復活』ジバニャン役に黒田崇矢さん、ねずみ男役に大塚明夫さん決定! 待望の本予告映像が解禁- アニメイトタイムズ(株式会社アニメイトラボ)” (2017年10月27日). 2017年10月27日閲覧。
  32. ^ 舞台「ゲゲゲの鬼太郎」に荒牧慶彦・上坂すみれ・藤井隆が出演、新ビジュアルも”. コミックナタリー (2021年9月8日). 2021年9月8日閲覧。
  33. ^ “西畑大吾、鬼太郎役で千鳥・大悟と初共演 “ダイゴとダイゴ”で妄想トーク”. マイナビニュース (マイナビ). (2023年6月29日). https://news.mynavi.jp/article/20230629-2714871/ 2023年7月21日閲覧。 

注釈

  1. ^ アニメは第3作まで化け猫形相時も眼は瞳孔のみ変化し、色は通常時と変わらず白いままだった。原作の方も同時期までは概ね同様。
  2. ^ アニメ第6作第10話で、初めて本編にて当人が名乗る。また第1話から、ハンドルネーム「nya3_neko」を使っている。
  3. ^ 原作の『鬼太郎国盗り物語』では、序盤でしばしば「ギギギ」という擬音を立て、「ギギのギー」と絶叫する場面もあった。
  4. ^ 半妖怪ゆえに、西洋妖怪の狼男が行うような全身の完全な獣化はできず、変化するのはあくまで顔と爪の部分のみだが、「猫町切符」のアニメ第4作版(28話)や千物語版で猫町切符の効果により他の人間や妖怪たち同様に完全な猫の姿になった事はある。
  5. ^ 鬼太郎が「アイツ(ねずみ男)は半妖怪だから信用ならない」と猫娘に対して直接言ったこともあるが、彼女は平然としていた。また、原作『国取り物語』においては猫娘がねずみ男について「あいつは半妖怪なのよ、穢れた人間の血が混ざってるんだわ」「純粋な妖怪じゃない」と半妖怪であることを蔑むような発言し、ぬりかべから「半妖怪だからといって仲間外れにするのは良くない」とたしなめられたこともあった。
  6. ^ 猫娘に限らず、同様にねずみ男も『地獄編』などでは純粋な妖怪として描かれたり、逆に鬼太郎や子泣き爺が『地獄編』や『国盗り物語』などで人間の血縁とされるなど、基本的な公式設定はあっても作品ごとで時に曖昧な描写もなされる事が多い。
  7. ^ 「妖怪大裁判」では百々爺に率いられて鬼太郎を襲う妖怪たちの中に猫娘と似た服装の女妖怪が登場していたが、この女妖怪は始終凶暴な顔のままで過去に鬼太郎にやられたことを恨む敵の妖怪側にいて、アニメの第2部でこのエピソードが描かれた時に「猫娘」眷属ではない別の女妖怪と公式に描写された。後に作中で鬼太郎が猫娘と妖怪小学校へ通っていたという証言もあり(『ゲゲゲの鬼太郎 謎全史』 55頁などにも記述)、「妖怪大裁判」に登場した女妖怪が猫娘の仲間でないことも改めて公式に明確化された。アニメ第4部での「妖怪大裁判」のエピソードでは、猫娘は鬼太郎に味方するべく駆け付けており、原作や第2部で該当した女妖怪の位置づけには全身体毛で覆われた緑色の肌をした同様の凶暴な顔をしている男妖怪(声 - 沼田祐介)が登場し、「ねずみ男、しっかりやれ」と悪事を働いたねずみ男を裁判中に応援している
  8. ^ アニメ第6作第1話では、レギュラーヒロインとして存在するねこ娘とは別に、アニメキャラ「ニャニャニャの猫子さん」として描かれている。
  9. ^ アニメ第5作で定番となる“猫娘がアルバイト収入で鬼太郎親子に御馳走する”描写は、原作ではここで初めて見られる(「猫娘とねずみ男」では鬼太郎が猫娘におごっていた)。
  10. ^ そのため逆算的には消息不明となった女子大生猫娘の方が、(ねずみ男に襲い掛かる際の仕草も似た描写が成されているなど)サンデー版以降登場しなくなった猫子の可能性も暗示される結果となってはいるが、女子大生の方もあくまで「猫娘」としか名乗っていなかったため、こちらが猫子の成長した姿(同一人物)だったかは不詳なままである。
  11. ^ 第3作18話の妖狐の番卒二名や第4作79話の黒牛・猿妖怪など。
  12. ^ 「墓場」では鬼太郎の弁当のおかずにネズミが入っていたため、それに興奮した寝子が爪牙を向けた。アニメ第6作34話でバックベアードの催眠術による一時的な洗脳で操られて鬼太郎を攻撃してしまうが、鬼太郎は紙一重でかわしたため傷を負っていない。同作89話では手の目に鬼太郎の手が操られ依頼人を殺しそうになったため、後で復活できることを計算の上での止むを得ない暫定処置で鬼太郎の手を切断した。
  13. ^ 従来同様の鋭い爪の形態時の様に、こちらの鎌状の爪も瞬時に出したり引っ込めたりできる。
  14. ^ そもそも戦闘能力が皆無に近い毛目玉や、戦闘面で弱い朱の盆(ただし第6作では戦闘力が強くなった)など。ねずみ男も基本的に戦闘面で猫娘に劣るが、時に強靭な妖怪も気絶させるほど激烈な不潔さを武器にしているため、臭さで猫娘がダメージを受けることも多い。
  15. ^ 3期18話の妖狐、4期79話の黒牛・猿妖怪など。
  16. ^ 3期39話の奪衣婆、4期89話のラクシャサ、5期65話の姑獲鳥など。
  17. ^ 原作として同時期に連載されていた少年サンデー版の猫子ではなく、マガジン版の猫娘である。原作で猫子が登場したエピソードもアニメでは猫娘に置き換えられている。ただし、第19話「釜鳴り」など原作で仲間たちと一緒に登場する場面(いわゆるモブシーン)において、猫娘が別に登場する一方で猫子も登場している場合もあった。
  18. ^ 原作でも初登場時に描写され、この傾向はアニメ第4作まで描かれている。
  19. ^ ネコ娘の方が目立つが、ユメコも恋のライバル意識は強く、ネコ娘が鬼太郎に寄り添う際など強引に割り込んできたり、鬼太郎を挟んでネコ娘と火花を散らすことも多い(11話や46話など)。
  20. ^ 第40話「夜の墓場は運動会!」では、このねこ娘とは別に猫子も登場し、夜の墓場で行われる妖怪運動会に他の多数の妖怪たちと共に集まって参加していた。
  21. ^ 仲間たちで集まった際に会話もしているが、直接二人で話すシーンなどは描かれていない。
  22. ^ なお、後の派生漫画「妖怪千物語」では裁縫が苦手な設定で、傷を縫われた一反木綿は痛がっていた。
  23. ^ ほかの仲間は、鬼太郎親子が少し複雑な表情をしたのみで、哀しむ者がいなかった。
  24. ^ 同時上映の短編『おまけ上映 ゲゲゲまつりだ!!五大鬼太郎』では、姿のみながらアニメ歴代の5人のねこ娘集合を見ることが出来る。
  25. ^ 第14話では、火口に落ちそうになっていたねずみ男の腕をつかんで引きずり上げようとしていた。
  26. ^ 面接では、履歴書に21歳と記載していたものの外見が中学生くらいにしか見えないと試験官に言われ、化け猫顔で怒って「童顔だし背も低いから子供っぽく見られるんです」と言葉巧みに誤魔化すというしたたかさも見せている。
  27. ^ 「宏美」と名乗る理由は本編で言及が無く不詳。担当声優は同じ名前の今野宏美だが、設定的な関連も公式から明言されてはいない。
  28. ^ リボンを解いて髪をおろした姿を見せたのは、47話で名無しの罠にかかり消滅する寸前と、96・97話であらざるの地への道を開く贄になった時のみ。
  29. ^ 22話で牛鬼に憑依された鬼太郎を犠牲にせざるを得ないかと思われた時や47~51話で一度消滅し幼い姿になった時などを節目に、鬼太郎への憎まれ口は控え目になっていった。
  30. ^ 結婚する夢を見てしまうほど(夢での鬼太郎は長身の青年姿だった)
  31. ^ この時にスマホで人間界の情報を確認しているのも定番化している。
  32. ^ 鬼太郎はスマホを持ちたがらず、ファミリーでは他にねずみ男と砂かけ婆が持っているがまなと連絡する描写はない。まなが出てねこ娘が全く出なかった唯一の例外は32話で、同行していたアニエスがカラスを使って鬼太郎に連絡した。
  33. ^ 河童から尻子玉を狙われ逃亡したり、妖怪チンさんの本名に思い当っただけで動揺するなど
  34. ^ 偶然やってきた仲間ののっぺらぼうが、自分と人間の友達のために用意してくれたと勘違いし、鬼太郎も「さすがだな」と褒めたため、ねこ娘も成り行きで話を合わせてノートをのっぺらぼうに渡してしまっている(目玉おやじは茶碗風呂に浸かりながらねこ娘と鬼太郎とのやり取りを無言で見ていた)。
  35. ^ 鬼太郎の女性や恋愛に対しての無関心ぶりと鈍さには目玉おやじも嘆いている。
  36. ^ アニメの公式サイトやキャラクター商品、2019年から『アニメージュ』で連載されているねこ娘専門ページの「ねこメージュ」などでも、通称として「こねこ娘」と表記されている。
  37. ^ 仲間たちも鬼太郎の気持ちを汲んで同意したが、その時に砂かけ婆は、「(少なくとも四将の件が片付くまで)とりあえずは黙っておこう。じゃが名無しの一件は鬼太郎だけの責任ではないぞ。そのことも分かってくれ。」と、鬼太郎に言っている。
  38. ^ ねこ娘は、まなや西洋から駆け付けたアデル・アニエス姉妹と協力して九尾の狐への霊的エネルギーの流入を止め、鬼太郎は改心した四将の伊吹丸(ねこ娘やまなのおかげで一時解放されて石動零に憑依した)と共に協力して九尾の狐を倒す(伊吹丸はこの功績で半身は地獄で魂は零に憑依したまま現世で見守ることになる)。また、零に殺され吸収されるも最終的には解放された砂かけ婆たちの魂も鬼太郎に協力し(事件解決後に無事復活した)、ねずみ男は人間界で一件を聞き、九尾の狐の暗躍に惑わされて戦争へと舵取りをしかけていた政府首脳に脅しをかけて思い止まらせた。
  39. ^ アニメ第3シリーズの放送が開始された年である。
  40. ^ アニメ第1シリーズの放送が開始された年である。
  41. ^ アニメ第2シリーズが放送されていた年である。

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