熊谷ラグビー場
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/09 21:07 UTC 版)
熊谷ラグビー場 | |
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施設情報 | |
所在地 | 埼玉県熊谷市川上810 |
位置 | 北緯36度10分5.7秒 東経139度24分8.8秒 / 北緯36.168250度 東経139.402444度座標: 北緯36度10分5.7秒 東経139度24分8.8秒 / 北緯36.168250度 東経139.402444度 |
開場 | 1991年 |
拡張 | 2016年 - |
所有者 | 埼玉県 |
運用者 | (指定管理者)公益財団法人埼玉県公園緑地協会 |
照明 | あり |
大型映像装置 | あり |
設計者 | 松田平田設計(増改築工事) |
建設者 | 清水建設(増改築工事) |
使用チーム、大会 | |
ラグビーワールドカップ2019(2019年) 埼玉パナソニックワイルドナイツ(2022年 - ) | |
収容人員 | |
約24,000人 |
概要
熊谷スポーツ文化公園内のラグビー専用の競技場である。https://www.parks.or.jp/kumagaya/guide/files/804/000804/att_0000003.pdf
メインスタジアムであるAグラウンドとそれに隣接するBグラウンド・Cグラウンド、さらに公園西端の西グラウンドと4つのラグビー競技場がある。全国高等学校選抜ラグビーフットボール大会では、4グラウンドすべてが使用される。
Aグラウンド
全国高等学校選抜ラグビーフットボール大会やリーグワン(埼玉パナソニックワイルドナイツのホームゲーム)、関東大学ラグビー(関東大学ラグビー対抗戦グループ・関東大学ラグビーリーグ戦グループ)など数多くの試合が行われる。収容人数 24000人(全席座席)。
2019年に ラグビーワールドカップ2019の会場のひとつとなった。
2022年より パナソニックワイルドナイツのホームスタジアムとなっている。
なお、ワイルドナイツのホストゲームでのベンチサイドは、クラブハウスに近い北側がホストのワイルドナイツ、南側がビジターチームとなる。
B・Cグラウンド
Bグラウンドは観客席(収容人員6700人)付きの専用グラウンドだが、Cグラウンドは多目的広場としての利用も可能となっている(但し有料施設の扱いであり、自由に立ち入りはできない)。
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ラグビー場Bグラウンド
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ラグビー場Cグラウンド
その他
公園西端の "西グラウンド" は、かつての西第1多目的広場をラグビーの試合が可能なグラウンドとして改修したもの。アルカス熊谷が練習グラウンドに使用しているほか、全国高等学校選抜ラグビーフットボール大会などでも利用されている。
また、Aグラウンドに隣接するさくらオーバルフォートには、ワイルドナイツ専用の練習グラウンドがある。
ラグビーW杯会場としての使用
日本でのラグビーワールドカップ2019の開催に合わせて、埼玉県と熊谷市は熊谷ラグビー場を改修し、強豪国との試合の開催が可能なBカテゴリー相当のスタジアムへ拡張する改修を行った。
改修前の収容能力は、芝生席込み24000人(座席9232人、立ち見4828人)であり、これを国際大会規格に適合させるため、全面座席に改修、新たにナイター照明塔、大型映像装置をそれぞれ新設すること(W杯開催には映像装置と照明設備が必須のため)や、屋根拡張(面積7000平方メートル、高さ35メートル)などを行った[1]。その他フィールドやスタンド、外構の改修も行われた。下記掲載の写真にある通り、メインスタンドとバックスタンドの配置を入れ替えている。
2015年6月に基本・実施設計の一括委託を行う競争入札が行われ、松田平田設計が落札[2]。スタジアム本体の施工に当たっては設計段階から施工者が関与する方式(アーリー・コントラクター・インボルブメント、ECI方式)が採用され、公募型プロポーザルにより清水建設が施工を前提とした「設計技術協力者」に選定された[3]。2016年6月に工事に着手しており、総事業費は124億200万円[4]。2018年8月31日に完成した。9月1日の全国高校ラグビー埼玉大会の開会式を皮切りに、10月20日ラグビートップリーグパナソニック ワイルドナイツVSキヤノンイーグルスの試合を熊谷ラグビー場こけら落とし記念試合として開催した。
ラグビーワールドカップ2019では予選プール戦が開催され、プールAのロシア - サモア(9月24日)、プールDのジョージア - ウルグアイ(9月29日)、プールCのアルゼンチン - アメリカ合衆国(10月9日)の3試合が開催された。
- ^ ラグビーW杯、熊谷で開催を 観客席増、大型スクリーン新設などで立候補へ 埼玉(産経新聞ニュース2014年10月31日 11月1日閲覧)
- ^ “埼玉県/熊谷ラグビー場改修設計(熊谷市)/松田平田設計に”. 日刊建設工業新聞. (2015年7月1日) 2016年10月27日閲覧。
- ^ “公募型プロポーザルの最終審査結果について”. 埼玉県公園スタジアム課 (2016年7月21日). 2016年10月27日閲覧。
- ^ “来月から熊谷ラグビー場改修工事 完成は30年8月予定”. 産経新聞. (2016年5月11日) 2016年10月27日閲覧。
- ^ 開催会場 熊谷ラグビー場 (2021年4月11日閲覧)
- ^ 日本ラグビーフットボール協会 - ニュース ラグビーワールドカップ2019組織委員会 開催都市決定のお知らせ【組織委員会】 (2015年3月2日、同日閲覧)
- ^ 日本ラグビーフットボール協会 - ニュース リポビタンD presents JAPAN RUGBY CHALLENGE 2020 開催のお知らせ (2020年11月11日、2020年11月29日閲覧)
- ^ 埼玉県庁のツイート(2021年8月24日19時52分)
- ^ "社告 囲碁本因坊戦 日程と開催地決定". 毎日新聞. 毎日新聞社. 5 February 2022. 2022年2月17日閲覧。
- ^ 熊谷ラグビー場へのアクセス[リンク切れ]
- ^ 9月6日 ラグビー日本代表vs南アフリカ代表戦開催日について|お知らせ|国際十王交通
- ^ 32 こけら落としイベント時の妻沼運動公園駐車場について:熊谷市ホームページ
- 1 熊谷ラグビー場とは
- 2 熊谷ラグビー場の概要
- 3 沿革
- 4 脚注
- 熊谷ラグビー場のページへのリンク