清川歴史公園
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/06 00:50 UTC 版)
概要
2019年に庄内町の清川地区に開園した歴史公園である。清川関所の「川口番所」と「船見番所」を復元しており、戊辰戦争の戦場にもなった清川地区の史料を川口番所では展示している[2]
背景
庄内町の清川地区は江戸時代から明治初期まで河岸と関所のある宿場町として栄えていた。清川は最上川の水駅として発達し、周辺には最上川が流れている。江戸時代に荘内藩は藩境に5つの番所を設置しており、川口番所はその1つである[1]。清河八郎の出身地でもある。
清川地区により提言された基本構想を受け、庄内町が"清川歴史公園整備基本計画(第1期)"を作成し、2016年より旧清川小学校跡地に整備を進めた。総事業費は1億1400万円。清川関所跡は2016年に日本遺産の認定を受けた"出羽三山生まれかわりの旅"の構成文化財に位置付けられている[3]。
園内概要
- 川口番所
木造平屋建てで延床面積約154m2。「歴史の里きよかわ」まち歩きの拠点施設として位置付けし、観光情報コーナーや展示スペース、食事処などを設置している。かつて川口番所では、他藩との間を往来する人を監視していた。
- 船見番所
木造2階建てで延床面積約41m2。船見番所では最上川を往来する荷物を監視していた。2メートルの土台の上に設置される船見番所から最上川を眺めることができる。
開館時間・休館日・入館料
- 開館時間
- 10:00 - 17:00
- 開館期間
- 3月 - 11月(12月 - 2月は休館)
- 休館日
- 入館料
- 無料
アクセス
周辺
- ^ a b “4月27日(土)清川歴史公園 荘内藩清川関所オープン”. 山形県庄内町観光情報サイト Navi庄内町 (2019年4月11日). 2019年5月15日閲覧。
- ^ “清川関所を再現 歴史公園オープン 庄内 : 地域 :”. 読売新聞オンライン. (2019年5月8日) 2019年5月15日閲覧。
- ^ “清川歴史公園 27日オープン|2019年04月10日付け紙面より|荘内日報ニュース−山形・庄内”. 荘内日報社. (2019年4月10日) 2019年5月15日閲覧。
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