海野つなみ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/14 07:51 UTC 版)
人物
近所には自分が漫画家であることを伏せて生活しており、2016年12月19日にNHK総合の『あさイチ』に出演の際には顔出しNGとしてすりガラス越しで出演した[17]。
ペンネーム
「海野つなみ」というペンネームは投稿を始めた中学2年生の時につけた。津波を連想させることもあり途中で改名を考えたが、当時の担当者や販売部など周囲の関係者に反対され、断念。2011年3月11日に発生した 東北地方太平洋沖地震 に際しては、逆に「海野つなみ」という名前だからこそチャリティ活動にも積極的に参加していきたいと、本人ブログにて発言した[18]。また東日本大震災の被災者を支援するチャリティ活動として他の漫画家と共同で東日本大震災チャリティ同人誌「pray for Japan」で執筆する[19]。
阪神・淡路大震災での被災
海野は阪神・淡路大震災で被災している。当時は大阪市に住んでいたが、神戸市での所用を終えて西宮市の実家に滞在中に揺れに見舞われ、実家が半壊した。JR社員の父、看護師の母、通信会社勤務の兄が復興に向けて多忙な日々を送るのを見て自らの境遇に悩んだが、当時既に連載を抱えていたため、ひたすら漫画を描き続けることによって精神状態を保ったと振り返っている[20]。
メディア出演
テレビ
- クローズアップ現代+(2016年11月24日、NHK) - 「恋人いらないってホント?出現!“いきなり結婚族”」インタビュー。顔出しは無し
- あさイチ(2016年12月19日、NHK総合テレビジョン) - 「女性リアル 年末SP 『オンナ×働く』モヤモヤ大特集」に出演。本名・顔は非公開。
ラジオ
- 『逃げるは恥だが役に立つ』大好きジェーン・スーが、原作漫画家・海野つなみ先生に恥を承知で聞いてきた!特番(2016年12月4日、TBSラジオ) - ジェーン・スー 生活は踊る内の特集コーナー[21]
- GOLD RUSH(2016年12月2日、J-WAVE) - 電話での出演
- チキチキ・遠藤 Nami乗りジョニー(2016年12月7日、KBS京都ラジオ) - 電話での出演
- SMILE ON SUNDAY(2016年12月18日、J-WAVE)[22]
- 内田樹&名越康文の辺境ラジオ(2017年4月3日、MBSラジオ - ゲスト出演
- ^ “講談社漫画賞が決定!シドニアの騎士、逃げ恥、七つの大罪、弱虫ペダル”. コミックナタリー (2015年5月12日). 2017年10月15日閲覧。
- ^ “「回転銀河」海野つなみの新連載は、SF版小公女”. コミックナタリー (2009年10月24日). 2017年10月15日閲覧。
- ^ “海野つなみ新連載「逃げるは恥だが役に立つ」Kissで開幕”. コミックナタリー (2012年11月9日). 2017年10月15日閲覧。
- ^ “「逃げるは恥だが役に立つ」本編完結!百合ちゃんの番外編は4月号に登場”. コミックナタリー (2016年12月24日). 2017年10月15日閲覧。
- ^ “海野つなみ「逃げるは恥だが役に立つ」みくり&平匡の結婚生活編がKissで始動”. コミックナタリー (2019年1月25日). 2019年3月30日閲覧。
- ^ “海野つなみ「逃げるは恥だが役に立つ」がフィナーレ、結婚生活やみくりの妊娠描く”. コミックナタリー. ナターシャ (2020年2月25日). 2020年2月25日閲覧。
- ^ “海野つなみ原作連載「その日世界は終わる」始動、栗原まもる&ひうらさとる”. コミックナタリー (2017年11月25日). 2017年12月1日閲覧。
- ^ a b “海野つなみの読切がシリーズ連載化、なじみのカフェでおしゃべりする仲の3人を描く”. コミックナタリー (ナターシャ). (2022年4月8日) 2021年4月8日閲覧。
- ^ “海野つなみ「スプートニク」が完結、人生をともにすることになった男女3人の行く末は”. コミックナタリー (ナターシャ). (2022年4月8日) 2022年4月8日閲覧。
- ^ “正反対な女2人の“仲良くない”同居生活、海野つなみの新連載「クロエマ」がKissで”. コミックナタリー (ナターシャ). (2022年8月25日) 2022年8月25日閲覧。
- ^ 講談社コミックプラス "海野つなみ"検索結果
- ^ “海野つなみが20年にわたって綴ってきたショート旅行記「Travel journal」単行本化”. コミックナタリー (ナターシャ). (2021年9月13日) 2021年9月13日閲覧。
- ^ “『Travel journal』(海野 つなみ)”. 講談社コミックプラス. 講談社. 2021年9月13日閲覧。
- ^ “無職の女と占い師の女、価値観も対照的な2人の同居を海野つなみが描く「クロエマ」”. コミックナタリー (2023年6月13日). 2023年8月14日閲覧。
- ^ “【3月13日付】本日発売の単行本リスト”. コミックナタリー (2024年3月13日). 2024年3月14日閲覧。
- ^ “海野つなみ、男女3人の人生がコロナ禍を経て交わっていく「スプートニク」単行本化”. コミックナタリー (ナターシャ). (2022年7月8日) 2022年7月18日閲覧。
- ^ “「逃げ恥」原作海野さん「あさイチ」出演、すりガラス越し恋ダンス”. スポニチアネックス. (2016年12月19日) 2016年12月19日閲覧。
- ^ 『うめきた大仏』コメント欄[1]参照。
- ^ 東日本大震災チャリティ同人誌「pray for Japan」
- ^ [https://www.asahi.com/sp/articles/ASP1F3T56P1DPTIL008.html “テーマ特集阪神・淡路大震災 1.17 再現/阪神・淡路大震災 「逃げ恥」海野つなみさんの1・17 トラウマと救い”]. 朝日新聞デジタル. (2021年1月17日) 2021年1月17日閲覧。
- ^ “「逃げ恥」原作の海野つなみとジェーン・スーの対談特番が緊急放送”. TBSラジオ「ジェーン・スー 生活は踊る」お知らせ (2016年11月28日). 2016年12月19日閲覧。
- ^ SMILE ON SUNDAY公式Twitter(2016年12月18日)
固有名詞の分類
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