水窪町奥領家 地理

水窪町奥領家

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/02/23 14:22 UTC 版)

地理

青崩峠を静岡県側から長野県側を望む(2009年撮影)

浜松市天竜区の北部を占め、静岡県の北西端の大字になる。また、愛知県長野県との境界を持っている。町域内に1から7415までの番地が散在する。小字の呼称は無いが、小字相当の地域名は存在する。

水窪川に沿った形で国道152号が敷設されており、北遠から伊那地方へ通り抜けることができるが、県境の国道152号は青崩峠によって分断されている。中央構造線付近の地盤はとても軟弱であり整備が遅れている。三遠南信自動車道の開通が長年切望されていたが、青崩峠を迂回する形で先行開通した草木トンネルは総工費180億円がかかった難工事になったのに加え、草木トンネルの北側の先に計画されていた兵越峠の下の中央構造線外帯側は地盤がきわめて脆弱なことが判明し、三遠南信自動車道は、兵越峠から地盤のやや硬い中央構造線内帯側、青崩峠西側を通るルートで青崩トンネルを掘削する方針に変更された。

2015年4月1日、草木トンネルは国道474号から国道152号に変更されて浜松市の管理[4]となり、三遠南信自動車道のルートから外れた。一般道路となった草木トンネルは国道152号から不通区間(青崩峠)を迂回する兵越林道へのバイパス機能や、地域の生活道路として活用されている。

河川

湖沼

歴史

おくりょうけむら
奥領家村
廃止日 1889年10月1日
廃止理由 新設合併
地頭方村、山住村、相月村
奥領家村 → 奥山村
現在の自治体 浜松市天竜区
廃止時点のデータ
日本
地方 中部地方東海地方
都道府県 静岡県
周智郡
奥領家村役場
所在地 静岡県周智郡奥領家村
特記事項 1903年に大字相月と奥領家の一部が城西村として分村
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周智郡奥領家村を前身とする。

1889年明治22年)10月1日に地頭方村、山住村、相月村、奥領家村が合併し、奥山村となる。
その後、1903年(明治36年)12月1日に奥山村から相月と奥領家の一部が、城西村として分村。このため、天竜区には佐久間町奥領家の大字がある。

世帯数と人口

2018年(平成30年)12月1日現在の世帯数と人口は以下の通りである[1]

大字 世帯数 人口
水窪町奥領家 852世帯 1,681人



  1. ^ a b 区別・町字別世帯数人口一覧表”. 浜松市 (2018年12月5日). 2018年12月13日閲覧。
  2. ^ a b 郵便番号”. 日本郵便. 2018年12月13日閲覧。
  3. ^ 市外局番の一覧”. 総務省. 2018年12月13日閲覧。
  4. ^ 4月1日より路線の名称と窓口が変わります。~国道1号・138号・139号・474号の一部区間~” (PDF). 静岡県. 2015年10月22日閲覧。
  5. ^ 小・中学校の通学区域”. 浜松市. 2018年12月13日閲覧。
  6. ^ 郵便番号簿 平成29年度版 - 日本郵便. 2018年12月13日閲覧 (PDF)
  7. ^ 交番・駐在所案内”. 天竜警察署. 2018年12月13日閲覧。
  8. ^ 国勢調査町丁・字等別境界データセット 2020年8月18日閲覧





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