新潟工科大学 大学院

新潟工科大学

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/09 13:46 UTC 版)

大学院

2012年度入学生から
2011年度入学生まで
  • 工学研究科
    • 博士前期課程
      • 高度生産システム工学専攻
      • 自然・社会環境システム工学専攻
    • 博士後期課程
      • 生産開発工学専攻

基礎データ

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所在地

〒945-1195 新潟県柏崎市藤橋1719番地 (北緯37度20分21秒 東経138度34分44秒 / 北緯37.33917度 東経138.57889度 / 37.33917; 138.57889 (新潟工科大学)

附属機関・支援組織

主な研究施設

  • 風・流体工学研究センター
  • 食品機能開発研究センター
  • 原子力安全・安心創造センター
  • フィールドロボティクス研究室 ドローン性能評価研究試験場

交通アクセス

公共交通
  • JR信越本線越後線柏崎駅」より越後交通路線バス利用[6]。一部便は申請すれば無料となる措置が取られる[7]
    • 駅南口から「新潟産業大学線」乗車(所要約15分)、「新潟工科大学」下車。
    • 駅前から「久米線」乗車(所要約20分)、「新潟工科大学入口」下車。
  • このほか、三条市・長岡市方面からの無料スクールバスが運行されている[7]。2002年頃には新潟駅南口からの有料通学バスが1日1往復運行されていた[8]。また、高速バスの上方バスストップおよび柏崎バスストップから大学までの無料スクールバスが運行されていた時期もあった[9]

象徴

  • シンボルマークの中心に描かれた二重のアーチは、科学技術と結びつきの深い「宇宙」と「人類の英知」を表現している。上方に伸びる3本のライン(トリオライン)は、大学が学術を通して貢献していくべき「地域」「日本」「世界」と、教育の柱ともいえる「人間性」「創造性」「向上心」を表している。これらが一体となって、大空に向かって大きくひきしぼられた弓のかたちに見えるようになっている。シンボルマークは、新潟工科大学の理念を体現するとともに、大学と学生の高いアンビションを象徴するものである。
  • 新潟工科大学のシンボルカラーは、日本海の藍と、聡明な頭脳を表す、明るく鮮やかな青藍色である。

教育・研究

  • 採択事業
    • 私立大学研究ブランディング事業(「文部科学省平成29年度採択)
      • 本学が開学以来続けてきた、大型風洞装置や数値解析技術を用いての地域の「」の問題に着目した独自性の高い研究を基盤とし、工業製品の流体力学的性能から、耐風、ビル風風力発電まで、ものづくりの様々な局面においてかかわる地域(地元企業、自治体等)の「風」の課題を解決する実践型研究と人材育成体制を確立する。
    • 大学教育再生加速プログラム(文部科学省、平成26年度採択)
      • 大学独自のシステムにより、学修成果の可視化を基軸とした「学修目標・キャリアプラン→学び→学修成果の可視化→面談(きめ細かい学生指導)→学修計画の改善」という学生の学びに関するループと「3つのポリシーを基本とした教育目標・教育計画(シラバス)→教育→学修成果の可視化→FD、FSD(評価)→教育計画・教育方法の改善」と言う大学全体の教学マネジメントのループの2つの改善ループを構築し、教育改革を実行することを事業の柱としている。
    • 私立大学等教育研究活性化整備事業(文部科学省、平成26年度採択)
      • 地域で活躍する中核人材の育成にあたり、学生の主体的な学びを引き出すため、及び社会人の学び直しや生涯学習のプログラムを構築するための映像配信システムを整備する。アクティブラーニングの積極的な導入と効率的実施によって学修効果を上げ、地域社会が求めるコミュニケーション力を兼ね備えた技術者を育成する。
    • 戦略的基盤技術高度化支援事業(経済産業省、平成26年度採択)
      • 公益財団法人新潟市産業振興財団(新潟IPC財団)が中核機関となる「VOC排出量削減と塗装コスト削減を同時に実現する『泡と微生物を利用したVOC高効率捕集・高分解塗装ブース』の開発」において、「泡の捕集」の泡の処理や「微生物による分解」の効率化等を担当する。導入コスト、汎用性で優位性を持たせることに加え、消費電力を従来比1/2以内とし塗装コストの削減を実現することが期待できる。
    • 医工連携事業化推進事業(経済産業省、平成26年度採択)
      • 公益財団法人にいがた産業創造機構が中核機関となる「機械的強度と弾性率を部位毎に最適化させた新素材活用による新たな人工股関節ステムの開発と事業化」において、機械的強度の生体力学解析を担当する。新素材である生体毒性のないTi-Nb-Sn系のチタン合金を用いて、機械的強度と弾性率を部位毎に最適化する傾斜機能を持った人工股関節ステムの開発を行い、臨床評価を経て、上市を目指す。
    • 原子力施設等防災対策等委託費事業(経済産業省、平成26年度採択)
      • 地震及び津波に関する原子力リスク情報に関するアンケート・ヒアリング調査とその分析、地震及び津波に関する原子力リスク情報を分かりやすく説明するための手引きの整備、国内外の最新知見収集、研究者等へのヒアリング等により、地震及び津波による原子力リスク情報の分かりやすい説明技法の整備を行う。
    • 安全性向上評価に向けた経年変化を考慮した配管の耐震性評価手法の高度化に係る調査・研究事業(経済産業省、平成26年度採択)
      • 実際に発生した地震動(観測地震動)等に対する配管系の耐震性の実耐力を把握すると共に、その経年変化が耐震性の実耐力に与える影響や影響評価方法について基礎的研究を通じ把握することを目的に、地震時損傷に係る検討を行う。
    • 環境研究総合推進費(環境省、平成26年度採択)
      • 環境省の平成26年度環境研究総合推進費(水銀の全球多媒体モデル構築と海洋生物への移行予測に関する研究)課題のうち、大気中水銀の連続観測によるモデル検証を新潟工科大学において共同研究として実施する。大気中形態別水銀の連続観測及び沈着量調査を国内で実施し、モデルの大気検証データを得て、また観測手法を確立する。具体的には、データの少ない地域における形態別大気・沈着観測を進め、モデル予測結果の検証の基礎とすることを目的とする。

  1. ^ “県内メーカー12社、新潟工科大設立へ9月メドに同盟会。”. 日本経済新聞. (1990年5月8日). p. 22 地方経済面 新潟 
  2. ^ “新潟工科大学設立同盟会に258社加盟、工科大新設へ設立総会。”. 日本経済新聞. (1990年9月29日). p. 22 地方経済面 新潟 
  3. ^ “新潟工科大、産業界と交流、設立同盟会衣替え。”. 日本経済新聞. (1995年5月23日). p. 22 地方経済面 新潟 
  4. ^ “新潟工科大学、柏崎、新津に候補地絞る―今月中に正式決定へ。”. 日本経済新聞. (1991年6月16日). p. 22 地方経済面 新潟 
  5. ^ “新潟工科大設置、柏崎に正式決定―市・産業界が財政支援。”. 日本経済新聞. (1991年7月4日). p. 22 地方経済面 新潟 
  6. ^ 柏崎市公共交通ガイドブック”. 柏崎市. 2021年12月19日閲覧。
  7. ^ a b 無料スクールバス”. 新潟工科大学. 2021年12月19日閲覧。
  8. ^ “新潟工科大、4月、新潟駅から通学バス―越後交通に運行委託。”. 日本経済新聞. (2002年1月12日). p. 22 地方経済面 新潟 
  9. ^ 大学へのアクセス - 新潟工科大学 - ウェイバックマシン(2011年7月28日アーカイブ分)






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