新幹線N700S系電車
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運用
JR東海・JR西日本
2020年7月1日に「のぞみ」1・46号(J1編成)「のぞみ」3・26号(J3編成)で営業運転を開始した[48][71]。運転開始当初は運用が固定されておらず、JR東海の公式Twitterアカウントで次の日の運行予定を公表していた[72](8月31日分をもって終了[73])。
2021年(令和3年)3月13日のダイヤ改正以降は東海道新幹線の全列車で運用されており[74]、東海道新幹線内をN700Sで運行する時刻表が公開されているほか[注釈 10]、東海道新幹線完結列車の一部はJ編成のみで運用する列車もある[75][76][77]。また、同日にはJR西日本所属のH1編成もひかり594号で営業運転を開始している。同年4月20日以降、車椅子スペースを6席設けている編成は、当日朝に運転計画がJR東海の公式サイトで公表されることになっている[32][33]。
また、2021年10月からはのぞみ運用時の7号車を「S Work車両」として運用している[78]。これは、7号車をエクスプレス予約・スマートEX専用商品とし、N700S運用の当車両利用者にビジネスサポートツール(膝上PCクッション、簡易衝立、PC用ACアダプタ、USB充電器、小型マウス)を無料で貸し出し、7号車と8号車(グリーン席)には従来の「Shinkansen Free Wi-Fi」よりも速度を倍に、ビジネス利用を考慮し暗号化を設定した「S Wi-Fi for Biz」(Shinkansen Free Wi-Fi for Business)を導入する。更に、7・8号車間(デッキ部)の喫煙室デッキを改造して打ち合わせ等に利用するビジネスブースを、2022年春以降一部編成に試験導入予定。
2023年3月18日のダイヤ改正で、東海道新幹線内をJ編成のみで運用する列車が増加したほか、山陽新幹線へ直通するのぞみにもJ編成のみで運用する列車が設定された。
2023年10月20日より、「S Work車両」の一部で3人掛け座席の中央(B席)にパーティションを設置しA席とC席を分離することでプライベート空間感を確保する「S work Pシート」の提供を開始した。スマートEXによるネット予約制で、1200円の追加料金が必要になる[79]。
JR九州
8000番台は2022年(令和4年)9月23日に武雄温泉駅 - 長崎駅間で開業した西九州新幹線で「かもめ」として運用を開始した。通常は日中2本が運用に入り夕方からのみ3本運行に入る。1本は予備として車庫に常駐する。臨時便が走る際は予備編成も運用に入る。また、定期検査に伴う車両不足を補うために、新たな編成を2023年8月に1編成増備した[63][64]。
注釈
- ^ JR東海によれば、東海道新幹線でも使用された500系はJR西日本の車両であり除外、N700AはN700系の一部改良型とみなして同一系列とカウントしているという[5]。
- ^ JR西日本の車両案内ではN700系としか記載がないほか、JR西日本の保有車両一覧でもN700AとN700Sは区別されずN700系として記載している[14]。
- ^ 東海道新幹線の歴代車両は全ての代(マイナーチェンジ車=0系1000,2000番台/100系カフェテリア車/N700Aは除く)で、ブルーリボン賞もしくはローレル賞を受賞している。
- ^ 改正された基準では、総席数1000席以上の場合はその0.5%以上車椅子席を設けることになっており、11号車の6席と多目的室の1席を合わせて7席を確保している。
- ^ J12編成以前
- ^ J13編成以降(車椅子スペースを6席設置した編成)
- ^ J0編成は5 - 10・13 - 16号車を日本車輌製造、1 -4・11・12号車を日立製作所が製造した[48]。
- ^ 一部に全車自由席の列車も設定されている。
- ^ 現在車籍を残す700系は7000番台のみとなるため、車両番号の重複の発生はない。
- ^ 但し、JR西日本が所有するH編成は、N700系のK・F編成と共通運用となる関係上、この時刻表にも掲載されない。
出典
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