探偵学園Q
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/04 06:41 UTC 版)
登場人物
- 連城 究(キュウ:れんじょうきゅう)
- 声 - 緒方恵美 / 演 - 神木隆之介
- 主人公。1987年生まれの中学3年生(単発ドラマでは1年、連続ドラマでは2年)。学校の勉強はまるでダメだが[9]、推理力は高く、特に発想の柔軟さと観察眼の鋭さは際立っている。謎が解けた際には「ヒントは◯つ…答えは一つ」という決め台詞を用いる。幼少時に誘拐されたことがあり[10]、その時に助けてくれた「探偵のおじさん(連城暁)」を慕って探偵を志し、D.D.S.に入学した。主人公でありながら第一話より一貫してあだ名の「キュウ」とのみ呼ばれており、連載最終回で初めて本名が明らかとなった。
- 美南 恵(メグ:みなみ めぐみ)
- 声 - 桑島法子 / 演 - 志田未来
- ヒロイン。キュウと同じ1987年生まれの中学3年生(単発ドラマでは1年、連続ドラマでは2年)。通称メグ。一度見たり聞いたりしたものは絶対忘れない「瞬間記憶能力」の持ち主で、3歳の時にある殺人事件の証人として事件解決に貢献し[11]、4歳の時には連続銀行襲撃事件の犯人を目撃し、その逮捕に貢献したことから史上最年少で警視総監特別賞を授与された過去を持つ[12]。
- 天草 流(リュウ:あまくさ りゅう)
- 声 - 遠近孝一 / 演 - 山田涼介
- キュウと同じ1987年生まれの中学3年生(単発ドラマでは1年、連続ドラマでは2年)。学問、格闘技、スポーツなど様々な分野に長けていて[13]、日本の私立小学校を卒業後、アメリカに留学してジュニアハイスクール、ハイスクールを共に飛び級により1年で卒業しており[14]、アメリカの大学の入学資格を持っている[15]「天才」。キュウの「答えは一つ」に相当する「今…霧は晴れた」という決め台詞を持つ他、事件への探究心もキュウと同様極めて強く、「謎よ…もっと深まれ」という台詞も好んで用いる。
- 鳴沢 数馬(カズマ:なるさわ かずま)
- 声 - 川上とも子 / 演 - 松川尚瑠輝(単発)・若葉克実(連続)
- 1990年生まれの11歳(連続ドラマではキュウと同じ中学2年)。総合財閥鳴沢産業社長・鳴沢卓馬の三男であり、7歳の時から数々の大ヒットゲームを世に送り出した天才ゲームプログラマー。そのため、コンピュータに関する知識は目を見張るものがあり、検索エンジンや事件ファイル、高度な計算ソフトなども自分で開発している他、自分用の研究室もある。オリジナルの探偵グッズを作っており、それがメグの命を救ったこともある。事件時には現場には向かわず一人残って情報収集、処理を行うことが多い。
- 遠山 金太郎(キンタ:とおやま きんたろう)
- 声 - 石川英郎 / 演 - 要潤
- 1983年生まれの高校3年生で18歳(連続ドラマでは25歳)。Qクラスの中で最年長。遠山の金さんの末裔。頭はそれほど良くないが、運の良さ・直感・運動能力(剣道四段・柔道三段・空手三段の合わせて十段に加え水泳、陸上でも数々の賞に輝いている)・視力(4.0、本人いわく縄文人並)・嗅覚(本人いわく犬並み)は抜群。特に勘はババ抜きを十回やって十回ともトップになるほどでこれがリュウの誤推理を諭したこともある[16]。「遠山流隠密術」という江戸時代から続く秘術を継承しているが失敗も多い[17]。
- ^ 天樹も『ザ・ラスト・ミステリー』のインタビュー内で「読み終えた後、出来れば最初から読み返して欲しい。そうすれば登場人物の成長もはっきりと分かると思う」と語っている。
- ^ 天樹征丸とさとうふみやの作品のメディア化された作品では唯一TBSで放送された。『金田一少年の事件簿』のドラマやアニメ、同漫画のドラマは日本テレビや読売テレビで放送。
- ^ 第1話の直前に放送された『JNNニュースの森』では、関東地方の天気コーナーにキュウとメグがゲストとして出演した。
- ^ それでもオープニングやアイキャチでは、メグのミニスカート姿を強調したカットがある。
- ^ TBS系列局が所在しない秋田県・福井県・徳島県・佐賀県を除く(遠距離受信およびCATVによる区域外再放送は含めず)。
- ^ 最終回は火曜 2:14 - 2:44にて放送[45]。
- ^ 初回は20分拡大スペシャル(22:00 - 23:14)。
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