探偵学園Q
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/04 06:41 UTC 版)
あらすじ
以下のあらすじは原作のものであり、アニメ、ドラマのあらすじとは異なる。
中学生ながら天性の推理力と閃きを持つ主人公キュウは、幼いころに誘拐された際に助けてくれた探偵のおじさんを慕い、「世界一の探偵」になることを志す。その夢を叶えるために、厳しい入学試験を乗り越えて、伝説の名探偵団守彦が設立した探偵養成学校D.D.S.に入学する。
団守彦が持つ【警視庁特別公認探偵】の称号を受け継ぐ資格を与えられたクラス、通称Qクラスの一員となったキュウは、同年代で同じQクラスメンバーである瞬間記憶能力を持つ美少女美南 恵、天才的な推理力を持つ美少年天草 流、パソコンを駆使した推理をする小学生鳴沢 数馬、体力と直感が自慢の遠山金太郎たちと、時には競い合い、時には協力しながら団守彦の後継者を目指していく。
さまざまな殺人事件の捜査を行う中で、絵画・作曲・建築・工芸・陶芸など多方面で活躍した天才芸術家九頭龍匠の創作した数々の作品が、キュウたちに謎を投げかける。その謎を解いていく過程で、流が「九頭竜匠の血縁」であることが判明する。
そして、かつて団守彦が助手の命、そして自らの下半身の不自由という大きな代償と引き換えに壊滅に追い込んだ犯罪集団「冥王星」が再び暗躍し始め、Qクラスも冥王星の悪意に巻き込まれていく。流は祖父が冥王星の首領、キング・ハデスだということを知り苦悩する。そしてキュウは、そんな流の苦悩と、探偵のおじさんが冥王星との戦いで命を落とした団の助手、連城 暁であったことを知り、冥王星に負けないという意思と連城への憧れを強めていくのであった。
団が病に倒れたのと時を同じくして、キング・ハデスの最終計画「棲龍館殺人事件」が発動し、流はその犯人に仕立て上げられそうになるが、キュウと流の深い信頼はその目論見を打ち破る。そしてキュウはキング・ハデスの口から、連城暁が実の父であると告げられるも、動することなくキング・ハデスに立ち向かう。自らの敗北を悟ったキング・ハデスは、流の記憶を開放し、自ら死を選ぶ。
団は後継者の証となるメダルの欠片をQクラスに渡し、全員を後継者とすることを告げた後、この世を去るのであった。
- ^ 天樹も『ザ・ラスト・ミステリー』のインタビュー内で「読み終えた後、出来れば最初から読み返して欲しい。そうすれば登場人物の成長もはっきりと分かると思う」と語っている。
- ^ 天樹征丸とさとうふみやの作品のメディア化された作品では唯一TBSで放送された。『金田一少年の事件簿』のドラマやアニメ、同漫画のドラマは日本テレビや読売テレビで放送。
- ^ 第1話の直前に放送された『JNNニュースの森』では、関東地方の天気コーナーにキュウとメグがゲストとして出演した。
- ^ それでもオープニングやアイキャチでは、メグのミニスカート姿を強調したカットがある。
- ^ TBS系列局が所在しない秋田県・福井県・徳島県・佐賀県を除く(遠距離受信およびCATVによる区域外再放送は含めず)。
- ^ 最終回は火曜 2:14 - 2:44にて放送[45]。
- ^ 初回は20分拡大スペシャル(22:00 - 23:14)。
固有名詞の分類
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