忍たま乱太郎
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モバイル
モバイルサイトが2008年にフィーチャーフォンの3キャリアで公開され、2013年にスマートフォンに対応した。公式に絵文字、アイコン、ライブ壁紙などが月額登録にて利用可能となっている他、放送情報なども掲載されている。この他にゲームの節であげられているようなゲームアプリや、実写映画版「忍たま乱太郎」公式ARアプリといった広告と連動した無料のアプリが配信されていた。
その他
- 本作を題材とした防災アニメが多数制作されている。
- 『忍たま乱太郎の交通安全』
- 『忍たま乱太郎の地震用心・火の用心!』
- 『忍たま乱太郎の自転車安全教室』
- 『忍たま乱太郎の消防隊』
- 『忍たま乱太郎のがんばるしかないさ』 他
- 朝日小学生新聞版とは別に、原作者・尼子騒兵衛により「忍たま乱太郎」の題名で『月刊プリンセス』(秋田書店)に連載され、プリンセスコミックスデラックスのレーベルで単行本化された漫画がある。
- 『新・小さな童話・忍たま乱太郎』という絵本シリーズが、ポプラ社から発売されている。小学校低学年向け。
- 第1期から放送されたアニメ版をコミカライズさせた漫画が『月刊コミックブンブン』(ポプラ社)で連載された。作画は小倉あん子。単行本は第4巻まで発行された後に掲載誌が休刊、以後の予定は不明。
- 日本標準の通信教育の月刊小学はつらつパルに、2005年からイメージキャラクターに採用されている。
- 2009年6月24日、「忍たま乱太郎ドラマCD 一の段」シリーズが発売され、その後2010年度1月より委員会別のCDドラマシリーズが発売されている。
- 2002年と2003年には「ジュニア朝日年鑑」のイメージキャラクターにも起用された。
- 山陽電気鉄道では2019年7月19日よりコラボ企画『忍たまとおでかけ山陽沿線の段』を実施しており、6000系1編成がラッピング車両「忍たまとおでかけ号」として9月8日まで運転された[22]。
- 日光江戸村では、忍術学園の生徒や先生が着ている忍服をレンタルし、コスプレすることができる。
- 2022年に放送30年を迎えることを記念して、放送開始をした日である4月10日に公式YouTubeチャンネルにて第1シリーズ1話・2話「忍術学園入学の段/くの一教室はおそろしいの段」をオープニング及びエンディング含めて放送当時のものを期間限定で配信をした。そのほか「忍たま30」と称してさまざまな記念企画を展開する予定である。
日本国外での放送
日本国外での放送は、中国語圏・韓国・東南アジア・オセアニア・ヨーロッパを始め中南米・アフリカ諸国でも放映されている。主題歌関連は当初は日本語によるものであったが、2000年代以降はそれぞれの母国語にカバーして放送するようになった。
主題歌OP/EDは日本語字幕の他に、それぞれの母国語の併記でキャスト・スタッフのテロップが流れている。「制作 NHK」の他に、それぞれの国における放送権利の代理店の表記もしなくてはならない。
台湾・香港・中国本土・タイ・マレーシア・シンガポール・インドネシア・フィリピンでは日本と同じ1993年から放送されており、主題歌の「勇気100%」(光GENJI SUPER5)はそのまま放映されていた。2000年代以降は、Ya-Ya-Yahのキーの高さをベースとした母国語のカバーで放送するようになっている。オセアニア・ヨーロッパ・中南米・アフリカ諸国では比較的遅く、2000年代から放送されるようになった。
中国、台湾、香港での題名は『忍者乱太郎(忍者亂太郎)』。なお、台湾では、エンディングの視聴者からのイラストや、宛先もそのまま流している。オープニング・エンディングは過去のもので放送。
中南米諸国ではスペイン語版として放送されている。題名は『RANTAROU NINJA BOY』。
韓国では、アニメ専門チャンネル「トゥーニバース」において『닌자보이란타로(忍者ボーイ乱太郎)』のタイトルで2007年9月より放送開始。話は第1期からとなっているが、オープニング映像は第10期のものを使用。また、作中の日本語の文字が全てハングルに差し替えられている。
注釈
- ^ a b 20周年SP(スペシャル)でも藤森と共同で担当[1]。
- ^ 作中では、忍術学園の生徒を意味する「忍者のたまご」の略称として呼称されている[4]。
- ^ 2015年(平成27年)3月27日まではきり丸、しんべヱの台詞も白で表示されていた。ただし、2012年(平成24年)7月16日に放送された特別番組ではそれぞれ水色、緑色で表示されていた。第23期(2015年3月-6月)が放送終了した後も、以前の作品を再放送する際は、きり丸、しんべヱの台詞が、放送当時のパターンを踏襲し白で表示されている。
- ^ 同時に、原作者が存命しているテレビアニメとしても最も長く放送されている。
- ^ このエンドクレジットは同じくNHKで製作されたアニメ「はりもぐハーリー」も背景色は異なるものの同じ形式のものを使用していた。
- ^ 乱太郎は右側から登場するが、きり丸・しんベヱは左側から登場する。
- ^ 4代目以降のサブタイトル表示画面の背景色は、乱太郎が緑、きり丸がオレンジ、しんべヱがピンクで統一されている。
- ^ キャラクターごとに位置は決まっており、乱太郎は右側、きり丸は左側、しんべヱは中央に登場し、残りのキャラクターはそれぞれの反対側(しんべヱの場合は中央下部)に登場する。
- ^ 乱太郎・きり丸の場合は5代目と同じ位置だが、しんべヱの場合は左側に乱太郎ときり丸の人形、右側にヘムヘムが振り分けられる。
- ^ そのため、本編に3人いずれか、または全く登場しない話でも彼らは喋っていることになる。
- ^ ただし、「忍たまベストコンビ投票」の結果を受けて制作された第21期第1話から第5話では、その回のメインとなるキャラクターが読み上げる(「の段」の部分は従来通り乱太郎・きり丸・しんべヱの3人で読み上げる)。
- ^ 第6期までは「鈴木みえ」名義。
- ^ 尼子が大塚のファンだったことから、唯一原作者指名でキャスティングされた[17]。第23期第21話まで担当。
- ^ 第30期SP番組まで担当。
- ^ 第20期SP番組以降担当。
- ^ 周夫の息子。第23期第26話以降担当。
- ^ 第30期第23話以降担当。
- ^ 2009年10月5日 - 10月23日と2014年3月10日 - 3月21日は、放送を休止。(前者は2010年5月27日まで毎週金曜日が休止となる。)
- ^ 2018年1月に移行して放送。
- ^ a b 第30期から第31期29話までは「ジャニーズJr.」名義。2023年10月17日にジャニーズ事務所がSMILE-UP.に社名を変更したことに伴う名義変更。
- ^ コーラス編曲
- ^ a b 使用当初はカタカナ表記でクレジットされていた。
- ^ きり丸→ユキ・トモミ→土井→山田→しんべヱ・シゲ→食堂のおばちゃん・ヘムヘム→乱太郎の順。学園長のみ冒頭とラストの全員集合時に登場。
- ^ 放送当時は「ジャニーズWEST」名義。2023年10月17日にジャニーズ事務所がSMILE-UP.に社名を変更したことに伴い2024年の再放送で名義変更。
- ^ キャスト:猪名寺乱太郎(声 - 高山みなみ)、摂津のきり丸(声 - 田中真弓)、福富しんべヱ(声 - 一龍斎貞友)、池田三郎次(声 - 志乃宮風子)、川西左近(声 - 天田有希子)、能勢久作(声 - 土門仁)、伊賀崎孫兵(声 - 千葉一伸)、神崎左門(声 - 宮田幸季)、浦風藤内(声 - 桃森すもも)、平滝夜叉丸(声 - 高木渉)、綾部喜八郎(声 - 石田彰)、斉藤タカ丸(声 - 浪川大輔)、久々知兵助(声 - 小田敏充)、不破雷蔵(声 - 金丸淳一)、鉢屋三郎(声 - 山崎たくみ)、潮江文次郎(声 - 成田剣)、七松小平太(声 - 神奈延年)、食満留三郎(声 - 鈴木千尋)、ユキ(声 - 國府田マリ子)、トモミ(声 - 江森浩子)、大川シゲ(声 - むたあきこ)
出典
- ^ PASH! 2014年4月号「スタッフのここを注目!」より。
- ^ “『忍たま』30周年、視聴者投票による“ベストコンビ”で完全新作5話制作へ 30分のSPアニメ放送も”. ORICON NEWS. オリコン (2022年3月31日). 2023年12月28日閲覧。
- ^ “いちばん優しい「乱太郎」 放送30年の「忍たま」 声優3人が語る”. 朝日新聞デジタル. 朝日新聞社 (2023年1月2日). 2023年12月28日閲覧。
- ^ “ものがたり”. 忍たま乱太郎 | NHKアニメワールド. 忍たま乱太郎. NHK. 2023年12月28日閲覧。
- ^ “「おじゃる丸15th 忍たま乱太郎20th 記念企画」”. アニメワールド+BLOG. NHK (2012年11月2日). 2012年11月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年12月6日閲覧。
- ^ マーチャンダイジングライツレポート 1997年1月号より。
- ^ “NHK教育アニメ「忍たま乱太郎」 意外!「腐女子」萌えまくり”. J-CASTニュース. (2009年12月21日) 2014年9月18日閲覧。
- ^ 田中聡子 (2019年10月1日). “アニメ「忍たま乱太郎」の原作漫画、12月末で連載終了”. 朝日新聞デジタル. 朝日新聞社. 2023年12月6日閲覧。
- ^ “『忍たま乱太郎』実写版に続いてアニメも映画化、来春公開”. オリコン. (2010年9月24日) 2011年2月8日閲覧。
- ^ “史上初! 「忍たま」ラジオスペシャル番組放送決定!”. アニメワールド+BLOG. NHK (2013年03-04). 2013年3月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年12月6日閲覧。
- ^ a b “忍たま乱太郎の宇宙大冒険 with コズミックフロント☆NEXT”. 忍たま乱太郎の宇宙大冒険 with コズミックフロント☆NEXT|NHKアニメワールド. NHK. 2024年1月1日閲覧。
- ^ “「忍たま」×「LIFE!」スペシャル 12月19日放送決定!”. NHKアニメワールド. (2018年12月4日). オリジナルの2018年12月18日時点におけるアーカイブ。 2018年12月18日閲覧。
- ^ “NHKプラスで配信する番組について”. NHK広報局(2020年2月28日作成). 2020年3月7日閲覧。
- ^ “忍たま乱太郎と行こう!にっぽん宇宙旅 「鹿児島でロケットにムチュウ!の段」”. NHKクロニクル. NHK. 2023年12月6日閲覧。
- ^ “忍たま乱太郎のにっぽん宇宙旅ミニ 「Dance!ウチュウチュ」”. NHKクロニクル. NHK. 2023年12月6日閲覧。
- ^ “劇場版『忍たま乱太郎 』原作者・尼子騒兵衛氏インタビュー”. アニメイトタイムズ. 2017年6月11日閲覧。
- ^ “大塚周夫さん葬儀、野沢雅子らが弔辞”. 日刊スポーツ. 2019年6月16日閲覧。
- ^ “2022年度(前半期)放送番組時刻表”. NHK. 2022年2月10日閲覧。
- ^ a b “アニメ「忍たま乱太郎」第30シリーズのOP&EDはジャニーズJr.が担当、PVも公開(動画あり)”. コミックナタリー. ナターシャ (2022年3月14日). 2022年5月12日閲覧。
- ^ “「忍たま乱太郎」新作劇場アニメ、12月に公開 屈指の人気エピソードが初の映像化”. コミックナタリー. ナタリー (2024年2月22日). 2024年2月22日閲覧。
- ^ マイウェイ出版『死ぬ前にクリアしたい200の無理ゲー ファミコン&スーファミ』 (ISBN 9784865119855、2018年10月10日発行)、107ページ
- ^ 山陽電鉄で「忍たまとおでかけ号」運転中 - 鉄道ファン「鉄道ニュース」2019年7月25日、2019年7月27日閲覧
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