小平学園駅 小平学園駅の概要

小平学園駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/05 07:01 UTC 版)

小平学園駅
こだいらがくえん
Kodaira-gakuen
一橋大学 (0.4 km)
(0.8 km) 青梅街道
所在地 東京都小平市学園東町1丁目
所属事業者 西武鉄道
所属路線 多摩湖線
キロ程 2.7 km(国分寺駅起点)
駅構造 地上駅
ホーム 1面1線
開業年月日 1928年昭和3年)4月6日
廃止年月日 1966年(昭和41年)7月1日
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概要

1面1線の地上駅で、いわゆる「棒線駅」であった。ホームは線路の東側にあり、出口は北寄りに存在した。駅のあった位置は現在の一橋学園駅北口前にある踏切をはさんですぐのところで、まさに目と鼻の先であった。

隣駅の一橋大学駅とは400メートルしか間隔がなかったため、混雑緩和のために統合されることになり姿を消した。

駅名の由来

駅名の「小平学園」とは学校名ではなく、箱根土地株式会社(後のコクド、現在のプリンスホテル)が構想し開発した学園都市「小平学園都市」による名である。

1923年大正12年)の関東大震災により郊外住宅の需要が増えたことに目をつけた箱根土地は、練馬大泉地区(当時はまだ大泉村)に学園誘致を前提に「大泉学園都市」を、国立東京商科大学(現・一橋大学国立校舎)を中心にした「国立学園都市」をそれぞれ構想して宅地開発に乗り出していた。その一つとして東京商科大学予科(現・一橋大学小平校舎)を中心として作られたのが「小平学園都市」であった。

この「小平学園都市」の面影は、現在も一橋学園駅周辺に広がる碁盤の目の街並みに見ることが出来る。

歴史

一橋学園駅も参照のこと

  • 1928年(昭和3年)4月6日 - 開業。
  • 1964年(昭和39年)6月 - 西武鉄道は多摩湖線の輸送力増強のため小平学園駅と一橋大学駅の統合と3両編成の列車を投入し15分から10分間隔に増発する計画を発表[1]
  • 1966年(昭和41年)7月1日 - 一橋大学駅との統合により、一橋学園駅が開業したことにともない廃駅。

  1. ^ 『小平市史 近現代編』2013年、507頁


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