宇宙線
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/24 13:41 UTC 版)
宇宙線(うちゅうせん、英: cosmic ray[1])は、宇宙空間を飛び交う高エネルギーの放射線のことである[2]。主な成分は陽子であり、アルファ粒子、リチウム、ベリリウム、ホウ素、鉄などの原子核が含まれている[3]。なお、地球にも常時飛来していることが観測されている。1900年に発見された。発生源は、巨大な星の爆発やブラックホールからガスが噴き出るといった大規模な天体現象と考えられているが、特定されていない[4]。
- ^ ATOMICA「宇宙線」
- ^ 名越 2011 p.3
- ^ 住 2010 p.177
- ^ ““1グラムで地球破壊” 超高エネルギーの「宇宙線」捉える”. 2023年11月24日閲覧。
- ^ “乗鞍岳におけるミューオン強度の精密測定”. 東京大学. 2016年7月2日閲覧。
- ^ “宇宙放射線”. JAXA. 2016年7月2日閲覧。
- ^ “宇宙船搭乗員の放射線防護”. ATOMICA (2002年). 2016年7月2日閲覧。
- ^ 小玉正弘「宇宙線と土壌科学」『山梨医科大学紀要= 山梨医科大学紀要』第3巻、山梨医科大学、1986年、50-56頁、doi:10.34429/00000870、ISSN 0910-5069、NAID 110000495133。
- ^ ““1グラムで地球破壊” 超高エネルギーの「宇宙線」捉える”. 2023年11月24日閲覧。
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