外海町
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/05 07:17 UTC 版)
そとめちょう 外海町 | |||||
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廃止日 | 2005年1月4日 | ||||
廃止理由 |
編入合併 香焼町、伊王島町、高島町、野母崎町、三和町、外海町 → 長崎市 | ||||
現在の自治体 | 長崎市 | ||||
廃止時点のデータ | |||||
国 | 日本 | ||||
地方 | 九州地方 | ||||
都道府県 | 長崎県 | ||||
郡 | 西彼杵郡 | ||||
市町村コード | 42315-7 | ||||
面積 | 46.62 km2 | ||||
総人口 |
5,401人 (推計人口、2005年1月1日) | ||||
隣接自治体 | 長崎市、西彼杵郡琴海町、大瀬戸町 | ||||
町の木 | ヤマモモ | ||||
町の花 | スイセン | ||||
町の鳥 | メジロ | ||||
外海町役場 | |||||
所在地 |
〒851-2492 長崎県西彼杵郡外海町大字神浦夏井郷391番地 | ||||
外部リンク | 外海町(アーカイブ版) | ||||
座標 | 北緯32度52分40秒 東経129度40分52秒 / 北緯32.87767度 東経129.68106度座標: 北緯32度52分40秒 東経129度40分52秒 / 北緯32.87767度 東経129.68106度 | ||||
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2005年1月4日に同じ西彼杵郡の香焼町・伊王島町・高島町・野母崎町・三和町と共に長崎市に編入された。
本項では、現在の長崎市の一地区としての外海(そとめ)についても記述する。外海地区(長崎市役所外海地域センター[1]管内)の人口は3,576人(2018年2月末日現在、住民基本台帳)。内訳は黒崎地区が2,255人、神浦地区が1,181人、池島地区が140人。
地理
角力灘(五島灘)に面する西彼杵半島南西部の丘陵地、および角力灘に浮かぶ池島をはじめとする島嶼部を町域としていた。
東側は西彼杵半島中央の標高300-500mの山地、西側は角力灘が広がり、町は全体的に西向きの丘陵地となっている。主要河川は黒崎川、出津川、神浦川の三つで、下流域にそれぞれ平野部があり、周辺に集落・農耕地・港がある。集落を外れると照葉樹林や海浜植物群落、植林によるスギ・ヒノキ林が広がる。外洋に面した海岸はほとんどが急峻な崖や転石海岸となっている。
沖に浮かぶ島のうち、有人島は池島のみである。池島では池島炭鉱が操業していたが、2001年に閉山した。
沿革
- 1889年(明治22年)4月1日 - 町村制施行により、西彼杵郡のうち後の町域にあたる神浦村、黒崎村がそれぞれ単独村制にて成立する。
- 1955年(昭和30年)2月11日 - 神浦村と黒崎村が合併し外海村が発足。村名の由来は、近世以降の広域地名として西彼杵半島の西岸(角力灘沿岸)一帯を外海(そとめ、ほかめ)、東岸(大村湾沿岸)一帯を内海(うちめ)と呼ぶことにちなむ[2]。
- 1960年(昭和35年)5月3日 - 町制施行し外海町となる。
- 2005年(平成17年)1月4日 - 長崎市に編入され、自治体として消滅。
- ^ 2017年10月1日に外海行政センターから改称。
- ^ 角川日本地名大辞典 42 長崎県「外海①」「外海」「内海」
- ^ 長崎市との合併に伴うお知らせ 外海町版 (PDF) 長崎地域合併協議会(国立国会図書館インターネット資料収集保存事業)
※8頁「合併後の住所表示について」参照。
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